行方不明の娘を捜すため父親はタクシーの運転手に(出典:http://shanghaiist.com)

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3歳で行方不明となってしまった可愛い娘。生きていてくれれば26歳になっている。何としてでも娘を捜し出してもう一度抱きしめてやりたい―そんな強い思いから、中国・成都市の男性はある職業に就くことを考えた。『shanghaiist.com』などが伝えている。

愛する娘は23年前にわずか3歳で行方不明となり、「あの頃はすっかり途方にくれてしまった」と『West China Metropolis Daily』に語ったのは四川省の成都市に暮らすWang Mingqingさん。そして2015年、Wangさんが思いついたのはタクシーの運転手になることであった。

できるだけ数多くの若い女性客をタクシーに乗せ、会話をすれば娘を捜す糸口をつかめるかもしれないと考えたのだ。これまでにも行方不明者の情報を警察に問い合わせ、ストリートパフォーマーに声をかけ、小児病院や保護施設もくまなく捜した。しかし有力な情報は得られず、Wangさんは「こうなれば自分の力で捜す」とタクシーの運転手になることを決心したという。

こうしてここ2年の間に約5000人の乗客をタクシーに乗せたWangさん。期待に反して娘に関する情報を持っている客とはまだ出会えていないが、決して希望は捨てていない。自分の車に娘が偶然にも乗り、「お父さん!」と呼んで抱きついてくる日がきっと来ると信じ、今日も四川省の道路を走り続けているという。

中国の農村部で頻発する幼児の誘拐。実子に恵まれなかった家庭による犯行のほか、金銭を目的に人身売買組織に売り飛ばされることも少なくない。しかし思春期にもなるとこんなケースがまれにあるようだ。浙江省で14歳にして行方不明となり、家族も死亡と諦めていた少女が24歳になって無事発見された。場所はインターネットカフェ。店舗レジのアルバイトで小遣いを稼ぎ、お風呂は公衆浴場を利用していたという説明は警察や家族を唖然とさせていた。

出典:http://shanghaiist.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)