「八重子のハミング」場面カット (C)Team「八重子のハミング」

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 「陽はまた昇る」「半落ち」で知られる佐々部清監督が故郷・山口で撮影した最新作「八重子のハミング」が、5月6日から全国で公開されることが決定した。あわせて、夫婦の愛情を感じさせる新たな場面写真がお披露目された。

 山口・萩在住の陽(みなみ)信孝氏が、4度のがん手術を受けながらも、若年性アルツハイマー病を発症した妻を約12年間にわたり介護した様子をつづった同名著書(小学館文庫刊)を映画化。長編映画初主演となる升毅が夫・石崎誠吾役、「パイレーツによろしく」以来約28年ぶりに銀幕復帰を果たした高橋洋子が妻・八重子を演じている。

 公開された画像には、八重子が病床の誠吾を気丈に支える様子や、発病後白髪になり、誠吾に支えられている姿が収められており、夫婦がたどった困難でありながらも深い愛情にあふれた人生を思わせる。また、升、高橋のほか、共演の梅沢富美男、文音、子役の二宮慶多くん、朝加真由美、井上順らの姿も確認できる。

 佐々部監督は、「映画を撮る前に、原作者の陽信孝さんに、オープニングに映る田床山や、2人が連れ添って歩いた藍場川のほとりなど、八重子さんが好きだった場所を全部案内して回ってもらったんです。萩には名所もたくさんありますが、観光的な部分ではなく、実際にそこで暮らした八重子さんが好きだった風景を撮ろうと思いました」とこだわりを明かしている。

 「八重子のハミング」は、5月6日から全国で公開。