合理的な根拠がないのに、目の症状が改善するかのようにサプリメントの宣伝をしたのは、景品法表示違反(優良誤認)に当たるとして消費者庁は2017年3月9日、長野県安曇野市の健康食品販売会社「だいにち堂」に対し、再発防止などを求める措置命令を出すなど行政処分を行った。

同社は「優良誤認表示には該当しないと判断しており、法的な対処を検討する」としている。

会社側「違反ない、法的な対処検討」

消費者庁の発表によると、同社は16年6月27日から30日までの間、朝日新聞朝刊に掲載した、健康食品「アスタキサンチン アイアイ」の広告で、「ようやく出会えたクリアでスッキリ」「目からウロコ、この実感力に大満足」などと記載。「商品を摂取することにより、ボンヤリ・にごった感じの目の症状を改善する効果が得られるかのように示す表示をしていた」と指摘した。

広告の記載について消費者庁は、だいにち堂に対し、裏付けとなる合理的な根拠を示す資料を求め提出を受けたが、同庁によると、それらは合理的な根拠を示すものとは認められなかった。

だいにち堂は消費者庁の処分を受け「措置命令関するお知らせ」をウェブサイトに掲載。広告が優良誤認表示には当たらないとしたうえ、命令が業界全体を委縮させる恐れがあり法的に対処することを検討しているという。