11日、韓国のテレビ局MBCによると、共に民主党の文在寅前代表が米ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、THAADミサイルの韓国配備見直しの可能性を示唆した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

写真拡大

2017年3月11日、韓国のテレビ局MBCによると、共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が米ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、THAADミサイル(高高度防衛ミサイル)の韓国配備見直しの可能性を示唆した。

文前代表は、自分自身を「アメリカの友人」と述べ、米韓同盟は韓国外交の根幹であることを強調したが、同時に韓国は米国に対して「ノー」と言うことができなければならならないと述べた。またTHAADミサイル配備と関連して、「なぜこのように急ぐのか理解できない」と述べ、自身が大統領に就任した際にはTHAADミサイル配備を見直す可能性を示唆した。これを受け、中国紙・環球時報は「THAADに消極的な態度をとる文氏が当選した場合、韓国外交は新たな道を歩むだろう」とTHAAD配備撤回への期待感を示した。

韓国憲法裁判所による朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾宣告直後の10日に、韓国の世論調査会社リアルメーターが次期大統領選の支持率を調査した結果によると、文氏が36.0%で1位を固守した。続いて、安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事14.5%、安哲秀(アン・チョルス)国民の党前常任共同代表11.3%、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相10.1%、李在明(イ・ジェミョン)城南市長9.7%となっている。

この報道について韓国のネットユーザーからは、「この問題が次期大統領選最大の課題」「安全保障上の問題だけにTHAAD配備撤回は慎重な検討が必要」「THAAD配備を拒否するなら、中国には北朝鮮の核兵器を排除させねばならない」など、THAAD配備撤回への慎重論が多く寄せられた。また「文在寅は大きな勘違いをしている。まるで自分が次期大統領になったかのような発言だ」とする意見もあった。(翻訳・編集/三田)