映画『暗黒女子』清野菜名インタヴュー:「学生は久し振りで大丈夫かなって(笑)」

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ヒロインを演じた『TOKYO TRIBE』や初主演作『東京無国籍少女』といった映画で、印象的な役まわりを演じてきた清野菜名。映画『暗黒女子』では、表面では明るく笑顔で振る舞いながらも、裏には闇を抱えた高校生・高岡志夜役を演じている。ここでは、そんな清野が本誌連載『a girl with the guitar』に登場した際のインタヴュー(ロングバージョン)を公開。

―今回は高校生の役ですね。

学生を演じるのが久し振りすぎて、大丈夫かなと思いました(笑)。最近は自分の実年齢よりも上の役が多くて、ゲ診ぶりの制服?イ箸いΥ兇犬世辰燭里如

―そうなんですね(笑)。清野さん、『東京無国籍少女』などに出演されていたせいか、制服姿の印象がけっこう残っていたので意外です。原作の同名小説はゥぅ筌潺骨イ箸靴匿裕い任垢、台本を読んだ時の印象はいかがでした?

女子特有のドロドロしたところがうまく描かれている作品だなと思いました。私、ゥぅ筌潺骨イ箸いΩ斥佞話里蕕覆ったんですけど、ほんとぴったりだと思います。女子が見ると、理解できる点が多いんじゃないかなと思いますね。


(C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社

―志夜が所属する文学サークルのメンバーは、それぞれ心に黒い闇を抱えているにもかかわらず、みんなが集まるサロンでは白石いつみ(飯豊まりえ)を頂点にきちんと果たすべき役割を果たしています。その一見なごやかな感じが怖いですよね。

基本的に中学生や高校生にとっては、家族をのぞくと学校がすべてだと思うんです。その中で、グループができて、ボス的存在の子がいれば、それに従う子分的な存在もいる。もちろん、いろいろなちがいはあるんですが、私も自分の学生時代を思い出しながら演じていました。

―ちなみに舞台である聖母マリア女子高等学院は、裕福な家庭に育つ生徒のための学校ということで、挨拶もイ瓦げんようァなんと古式ゆかしいお嬢様学校・・・と思いきや、今も実際にそうやって挨拶している学校があるみたいですね。

私にとっては、実はけっこう身近な世界でもあるんです。通っていた高校が男子が少ない学校で、挨拶もイ瓦げんようイ噺世Ψ茲泙蠅如とはいえみんな、あまり言ってませんでしたけど(笑)。

―(笑)志夜は、大人しめなサークルのメンバーの中で、ひとり明るく元気なキャラクターです。

役としてテンションが高いので、それが際立つように心がけました。この映画を撮影している時、ちょうど別の作品にも携わっていたんですが、その脚本家の方に、役作りの一環として年号を書き出していくやり方を教えていただいたんです。何年に生まれて、小学校は何年でこう、中学校は何年でこう・・・という感じなんですけど、おかげで志夜役に対してけっこう想像を膨らませることができて。ちょっとした身振りや手振りなんかも含め、志夜だったらどうするかがイメージしやすくなって、すごく役立ちました。


(C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社

―映画の中では個人的に、メンバーが本当の気持ちを爆発させる屋上シーンが印象的でした。

当日は台風が迫っている中、強風に吹かれながらの演技だったので、それがかえって良かったのかもしれませんね。あの場面は、クランクインする前からずっとリハーサルを繰り返していたところなので、撮影はけっこうスムーズにいった感じでした。

―ソ子高生である一年はほかとはちがうんです。貴重だからイ箸い志夜のセリフがありますよね。やっぱりソ子高生イ任い覺間って、貴重なんでしょうか・・・?

学生でいられる時間って決まっているじゃないですか。一年を無駄にしたら、残り二年しかないですし。私も高校生を卒業した時、もっといろいろと後悔がないようにやればよかったなと思ったんです。スポーツは好きで体育祭も一生懸命やったんですが、勉強はあまり好きじゃなかったのでそれほど熱心にはやってなくて。でも、もっとやっておけば良かったと。学生という身分には戻ることができないので、そういう意味ですごく大切なんだと思います。


Photograph by Tsukasa Kubota

―なるほど。では少し話をかえて、このコーナーのテーマであるゥターイ砲弔い討癲今日の撮影はフェンダーのジャガーでしたが、清野さんご自身はなんとグレッチをお持ちだとか。

この前の舞台(ステキロックオペラ『サンバイザー兄弟』)で、ギターとベースとボンゴを演奏したんです。それでギターを買おうと思って、グレッチのエレキを買いました。私が欲しいデザインを見せたら、みなさんがグレッチをおすすめしてくれたので。ボディは少し小さめで緑、それ以外のパーツはゴールドなんです。すっごくかっこいいですよ(笑)。いつか自分のギターを持って、舞台に立てたらいいなと思います。

Nana Seino
清野菜名 1994年10月14日、愛知県生まれ。10代よりティーン誌のモデルとして活躍後、女優に。2014年に映画『TOKYO TRIBE』でヒロイン役を演じて注目を集め、2015年には『東京無国籍少女』で映画初主演。現在、ドラマ、映画、舞台など幅広く活躍中。2016年は『雨女』『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』『金メダル男』『幸福のアリバイ』などの映画に出演。3月30日からは、劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人』Season花にも出演する。

『暗黒女子』
監督/耶雲哉治
出演/清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏/平祐奈ほか
4月1日(土)より、全国ロードショー
http://ankoku-movie.jp/

清野菜名写真
Photograph by Tsukasa Kubota Styling by Satsuki Shimoyama Hair & Make-up by Hitomi Mitsuno
Guitar / Classic Player Jaguar® Special ¥160,000(フェンダーミュージック http://www.fender.co.jp/)
衣装 / THEATRE PRODUCTS/シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS OMOTESANDO/シアタープロダクツ表参道本店)