トルコ・イスタンブールで行われた集会で、支持者に向かって演説するレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2017年3月11日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】大統領権限を強化するトルコの憲法改正賛成派がオランダで開く集会でトルコのメブリュト・チャブシオール(Mevlut Cavusoglu)外相が演説するのは好ましくないとして、オランダ政府が同外相搭乗機の着陸を拒否したことを受けて、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は11日、オランダの措置は「ナチズム」のようだと非難した。

 エルドアン大統領は11日、トルコのイスタンブール(Istanbul)で開かれた集会で「彼らはナチス・ドイツ(Nazi)の残党だ、ファシストだ」と述べた。同大統領は数日前にも怒りもあらわにドイツでの集会禁止対応を「ナチスのやり口」になぞらえていた。

 トルコは外相機の着陸拒否を受け、別の閣僚を「陸路で」ロッテルダム(Rotterdam)に派遣すると発表した。チャブシオール外相は空路でフランス入りし、12日に北東部メッス(Metz)で行われる集会で演説する予定。

 このところドイツをはじめとする欧州諸国で同様の集会が禁止される例が相次いでいる。ドイツでは地方自治体が集会を禁じていたが、オランダでは政府が介入してトルコ外相の訪問を妨げた点が異なる。
【翻訳編集】AFPBB News