中国の旧正月(春節)が今年は1月にずれ込んだことが、団体客の大幅増につながったようだ。

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 経済産業省が10日に発表した2017年1月の特定サービス産業動態統計(速報)によると、「遊園地・テーマパーク」の売上高が前年同月比9.6%増の451億7,200万円となり、3カ月連続での前年越えとなった。売り上げの内訳は、入場料金・施設利用料金収入が240億8,800万円、食堂・売店の売上(直営のもの)が210億8,400万円。入場者数では、「一般」が同0.7%増の480万2,303人、「団体」が同22.4%増の46万2,600人だった。中国の旧正月(春節)が今年は1月にずれ込んだことが、団体客の大幅増につながったようだ。

 特定サービス産業動態統計は経済産業省が1987年12月から毎月実施。対事業所サービス業と対個人サービス業とに分け、業種ごとの総売上高を公表している。調査対象となる企業は、当該業種において全国の年間売上高の約7割程度をカバーする売上高上位の企業。

 対個人サービス業の売上高では、「遊園地・テーマパーク」が好調なのに加えて、「葬儀業」(前年同月比7.4%増の594億3,100万円)、「ゴルフ場」(同3.6%増の42億7,200万円)、「学習塾」(同2.5%増の443億7,100万円)が前年越えとなった。一方、「パチンコホール」(同6.1%減の3,293億3,400万円)、「ボウリング場」(同6.0%減の17億9,300万円)、「結婚式場業」(同4.6%減の103億100万円)等が前年を下回った。

 対事業所サービス業の売上高では、「クレジットカード業」(前年同月比8.4%増の4兆4,001億200万円)、「エンジニアリング業」(同15.2%増の4,582億8,300万円)、「自動車賃貸業」(同4.7%増の1,369億9,500万円)、「インターネット附随サービス業」(同3.6%増の1,309億8,000万円)などが前年実績を上回った。特にクレジットカード業は22カ月連続で前年比プラスの状況が続いており、「旅館・ホテル」(同8.7%増)「百貨店・総合スーパー」(同7.6%増)等の取扱高が好調。一方、「物品賃貸(リース)業」(同7.7%減の2,807億1,900万円)、「機械設計業」(同6.9%減の113億4,400万円)、「環境計量証明業」(同3.3%減の44億5,400万円)が振るわなかった。