米首都ワシントンのホワイトハウス前に止められた車(2017年3月11日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米首都ワシントン(Washington D.C.)で10日夜、男がホワイトハウス(White House)敷地内に侵入し、米大統領警護隊(シークレット・サービス、US Secret Service)に逮捕された。ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は11日、大統領警護隊が「素晴らしい働きをした」と賞賛した。

 大統領警護隊当局がAFPに語ったところによると、容疑者は10日真夜中近くにホワイトハウスの塀をよじ登って敷地内に侵入し、制服を着用した大統領警護隊員に逮捕された。

 トランプ大統領は11日、バージニア(Virginia)州に自身が所有するゴルフクラブで「大統領警護隊が昨夜素晴らしい働きをしてくれた」と述べ、容疑者は「問題を抱えた人物だった」と付け加えた。

 当局は、逮捕された容疑者が所持していたバックパックに危険物は見つからず、ホワイトハウスの敷地内は安全だと述べた。

 トランプ大統領は今週末、首都ワシントンで過ごしており、侵入事件が発生した際はホワイトハウスにいたという。ショーン・スパイサー(Sean Spicer)大統領報道官は11日、記者陣に対し、同大統領に侵入に関する状況が報告されたと述べた。

 また今回の侵入事件について米国のジョン・ケリー(John Kelly)国土安全保障長官も説明を受けたという。

 ホワイトハウスでは近年侵入事件が相次いでいる。バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領在任中の2014年には、ポケットに刃物を入れた元米軍兵士がホワイトハウスの柵を乗り越え、芝生の上を全速力で走って建物の内部にまで侵入する事件が発生していた。
【翻訳編集】AFPBB News