【警告】鳥栖=鎌田(37分) 広島=丸谷(27分)、フェリペ・シウバ(43分)、清水(61分)、千葉(76分)、ミキッチ(83分)
【退場】丸谷(65分)
【MAN OF THE MATCH】原川 力(鳥栖)

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[J1・3節]鳥栖1-0広島/3月11日(土)/ベアスタ
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6.5
前半は自陣ゴール前に防波堤を築き、決定機をほとんど作らせず、攻撃でも鎌田を中心に分厚いアタックを仕掛けた。後半終盤は守勢に回るも、集中を切らすことなく完封し今季初勝利を挙げた。
 
【鳥栖1-0広島 PHOTO】原川の今季2点目のFK弾が炸裂! 

【鳥栖|採点・寸評】
GK
33 権田修一 7
見せ場は終盤。何度も際どいシュートを浴びせられるなか、78分に塩谷のミドルシュートを弾くと、81分にはA・ロペスのシュートをストップ。安定感あるセービングで完封した。
 
DF
5 キム・ミンヒョク 6.5
ファウルギリギリの寄せで工藤を封じた。空中戦での強さも実に頼もしく、クロスボールを力強く撥ね返し続けた。
 
8 藤田優人 6
対面する清水のスピードに苦戦し、後手に回った印象。出しどころに迷うシーンも見られた。それでも90分を通して走り続ける無尽蔵のスタミナで無失点に貢献した。
 
23 吉田 豊 6.5
ミキッチとの1対1は実に見応えがあった。終盤にはA・ロペスへの対応も迫られたが、脅威の反応で相手の進路を塞ぎ、封じてみせた。
 
29 谷口博之 6.5
キム・ミンヒョクとともに身体を張ったディフェンスでゴール前に立ちはだかり、相手の自由を奪った。24分にはCKを頭で合わせてゴールも狙った。
 
MF
4 原川 力 7 MAN OF THE MATCH
前半終了間際に鮮やかなFKで先制点をゲット。セットプレーだけでなく機を見た攻め上がりでも攻撃に厚みをもたらしており、相手の脅威となっていた。求められた仕事を完遂して勝利の立役者となった。
 
6 福田晃斗 6
左インサイドハーフスタートからすぐに右サイドに移る。前半はあまりボールに絡めなかったが、後半は持ち味を発揮。豊富な運動量で攻守に渡り走り続けた。
 
7 鎌田大地 6.5
懐の深いボールキープを生かして攻撃で上質のアクセントになった。前半終了間際にはテクニカルなドリブルで、先制点につながるFKも獲得。その働きは小さくなかった。
 
14 高橋義希 6.5
いつもどおり広範囲に渡るカバーリングで大きな存在感を発揮。時にドリブルで持ち上がるシーンも見られ、攻撃にも尽力した。
FW
11 豊田陽平 6
得点こそ奪えなかったものの、長身を生かしてポストプレーに奮闘。ゴール前に入り込む迫力は抜群だった。
 
18 富山貴光 6.5(75分OUT)
7分に相手のゴール前でボールを奪い、決定機につなげるなど献身的なプレスが光った。自らドリブルで局面を打開する姿勢も好印象だった。
  
交代出場
FW
27 田川亨介 6(75分IN)
富山との交代でピッチに入ると溌剌とプレー。バランスが崩れた相手の守備を突いて積極的にゴールを目指した。
 
監督
マッシモ・フィッカデンティ 6
前半に先制点が決まったことを受けて、「パスを細かくつなぐかロングボールを入れるのかハッキリすること。一つひとつの競り合いにすべて勝つこと」を指示。終盤の20分は受けに回ったことを反省点に挙げるも、選手に迷いを生じさせることなく見事にウノゼロを達成した。 

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
広島 4.5
攻守ともにミスが散見。特に前線3枚のコンビネーションが合わず、ゴールに迫れなかった。さらにパスミスを拾われカウンターからピンチを迎える場面も見られた。後半は退場者を出してから攻勢を強めるも、エンジンがかかるのが遅すぎた。
 
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 5
この日は安定感を欠いていた印象。9分にパスミスを冒し爛劵筌蝓蹐箸気擦訃賁未見られた。ビッグセーブもなく、FKの一発に沈んだ。
 
DF
4 水本裕貴 5.5
対人プレーでは落ち着いた対応を見せたものの、バランスを崩し背後まで気が回らなかった。ビルドアップでは富山のハイプレスにも苦しんだ。
 
5 千葉和彦 5(81分OUT)
豊田に意識を向け過ぎたのかラインコントロールに乱れが生じ、2列目からの飛び出しに対応できていなかった。警告を受けたこともあり、途中交代。
 
33 塩谷 司 5.5
前半は鎌田の動きに翻弄され、自慢の攻撃参加は見せられず。79分には強烈なミドルシュートを放ったが、GKに止められ同点に導けなかった。
 
MF
6 青山敏弘 6
レジスタとして抜群の存在感を発揮。効果的な縦パスで決定機を作り出し、長短を織り交ぜたビルドアップで攻撃にリズムをもたらした。
 
10 フェリペ・シウバ 5(87分OUT)
柔軟な身のこなしや多彩なキックを時折披露し、能力の高さを示す。しかし周囲との息が合わずパスミスが頻繁に見られ、攻撃を停滞させた。
 
14 ミキッチ 4.5(69分OUT)
前半は持ち前のドリブルが鳴りを潜め、ほとんど攻撃に絡めず。後半は徐々に盛り返すも吉田の的確なチェックに苦しみ得点機を演出できなかった。
 
16 清水航平 5.5
自慢のスピードに乗ったドリブルと、柴粼とのパスワークで何度もゴールに迫った。ただシュートの精度を欠いて得点は奪えなかったのが残念だった。
 
28 丸谷拓也 4
バランサーとして働いたが攻守において中途半端な出来に。ポッカリとスペースを空ける瞬間も少なくなかった。65分には相手のリスタートを妨害したとして退場処分に。
 
30 柴粼晃誠 5.5
相手のマークを巧みに外してパスを引き出すと、味方の攻め上がりに合わせたポストワークで前線を活性化。ただもっと自身でもシュートを打つ積極性が欲しかった。
FW
50 工藤壮人 5
前半はキム・ミンヒョクの激しいチャージに苦慮し、まったく前を向けなかった。終盤は秀逸な飛び出しでゴールを狙ったが、相手の守備網を破れなかった。
 
交代出場
FW
44 アンデルソン・ロペス 6(69分 IN)
途中交代で出場すると、強靭なフィジカルと左足の高精度のパスで停滞気味の攻撃に違いを生み出した。
 
MF
29 森島 司 ―(81分IN)
CBの千葉と代わり投入される。テンポの良いパスで前線にボールを配給したが得点を生み出せなかった。
 
FW
31 宮吉拓実 -(87分IN)
終盤にフェリペ・シウバと交代でピッチに立つも、流れを変えられなかった。
 
監督
森保 一 5.5
65分に退場者を出してからA・ロペスを投入し反撃に。さらに千葉に代えて森島を入れ攻勢を強めたがゴールには至らず、敗軍の将となった。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。