MF大森晃太郎(左)の移籍後初ゴールなどで神戸が2-0の勝利

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[3.11 J1第3節 仙台0-2神戸 ユアスタ]

 ヴィッセル神戸が敵地でベガルタ仙台に2-0で勝利し、開幕3連勝を飾った。敗れた仙台は連勝が2でストップし、今季初黒星。仙台は東日本大震災からちょうど6年目となるこの日に、阪神・淡路大震災を経験した神戸を迎えた特別な一戦だったが、本拠地のサポーターに白星を届けることはできなかった。

 両チームとも守備の意識が高く、序盤からチャンスの少ない展開となった。神戸は前半5分にMF小川慶治朗がMF永戸勝也との接触プレーで負傷し、同9分にMF松下佳貴を緊急投入するアクシデント。それでも同20分、MF大森晃太郎が中央を持ち上がって右にはたき、PA内右で受けたFW渡邉千真が右足でシュートを放つ。しかし、DFに当たって跳ね上がったボールはGK関憲太郎にキャッチされた。

 さらに前半28分、右サイドを突破したDF高橋峻希の折り返しにPA内中央の松下が反応するも、うまく合わせられず。こぼれ球を押し込もうとした渡邉も仙台守備陣の厳しい寄せに遭い、フィニッシュまで持ち込めなかった。

 前半をスコアレスで折り返した試合は、後半の立ち上がりに動きを見せる。後半1分、右サイドでルーズボールを拾った松下がPA手前中央の大森に渡すと、大森が左足を大振りした豪快なシュートを放つ。これがGK関の手を弾いてゴール左に決まり、大森の移籍後初得点で神戸が先制した。

 今季初失点を喫した仙台に対し、さらに畳み掛ける神戸。後半6分には大森のシュートがブロックされてPA手前中央にボールがこぼれると、後方から走り込んだMF藤田直之が打つと見せかけてワンタッチで前に持ち出し、複数のDFを同時に騙す。そのまま右足で丁寧にゴール右隅へ流し込み、追加点を挙げた。

 仙台はそれまで統制された守備を見せながらも、立て続けの失点で一気に苦しい立場となった。後半11分、永戸の左クロスからFW石原直樹が放ったヘディングシュートは枠外。同30分には右サイドからのクロスに途中出場のFW西村拓真が頭で合わせるが、GKキム・スンギュの正面に飛んでしまう。同アディショナルタイム5分にDF平岡康裕が見せた渾身のヘッドも枠をとらえられなかった。

 仙台と神戸による復興マッチは、このままスコアが動かずに終了。神戸は開幕戦で全治約6か月の大怪我を負ったFWレアンドロの不在の影響を感じさせることなく、堂々の開幕3連勝を飾った。


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