10日、証券日報によると、在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)に対し、中国当局が報復措置を強めている問題で、中国の多くの航空会社が韓国便の減便を進めていることが分かった。写真は金浦空港。

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2017年3月10日、証券日報によると、在韓米軍への地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)に対し、中国当局が報復措置を強めている問題で、中国の多くの航空会社が韓国便の減便を進めていることが分かった。

浙江省寧波市の空港では3月中旬、航空会社の多くが韓国便の運航を全面的に停止する見通しだ。中国国内各地から韓国へ10路線、週90〜100便を運航している春秋航空は、THAADによる影響について「今のところ影響ははっきりしない」と説明。現状をみて運行計画を調整しており、韓国便を日本やタイなどに変更する可能性もあるとした。

中国では3日、中国のオンライン旅行大手、携程旅行網(シートリップ)、途牛旅行網など旅行サイトが韓国関連の旅行商品の取り扱いを全面的に中止。中国国家観光局は同日、中国国民に対し、韓国旅行のリスクについて考え「慎重に旅先を選ぶよう」求めた。

中国から韓国への航空便は2月、延べ4433便に達した。16年に韓国を旅行した中国人は延べ806万7700人で、韓国への外国人観光客全体の46.8%を占めた。韓国の小規模航空会社も中国の塩城、無錫、麗江、黄山などの地方便を開設するなど、中国人にとって韓国は人気の観光地だった。しかし、THAAD問題が起きて以降、韓国を訪れる中国人観光客は急速に減少している。(翻訳・編集/大宮)