初めての婚活サイトで瞬時にフラれた話【シングルマザー妊活】

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【シングルマザー社長の妊活記 Vol.9】

 バツイチシングルマザーの杉沢志乃です。

 今年で36歳。種探しも妊娠もだんだんと難しくなっていく年齢になってきましたが諦めるわけにはいきません! どうしてもあと1人産まないと死ねません。

 とはいえ、有り難いことに最近はSNS経由で見知らぬ男性から「コラムを読みました。種候補になりたいです」というメッセージが連日届くようになり、世の中には、「種だけあげます」という男性がいるんだという事実だけでモチベーションがググッと上がっています。

◆「出会い系」怖い…これって時代おくれ?

 今までは手っ取り早く話を進めるために、知り合いなど身近な人をターゲットに絞り、種探しをしてきましたが、ことごとく失敗。もう打つ手は、ネット経由かなと思っていたある日、若い女子社員からこう勧められました。

「志乃さんマッチングアプリとかやればいいじゃないですかぁ」

 実は、「婚活アプリ」や「出会い系サイト」に得体の知れない恐怖心を抱いている私。
「えぇ? そんな知らない人と喋ったり会うの嫌だよ」と返すと、若干、説教じみたように諭されました。

「だって最初はみんな他人じゃないですか。志乃さん身持ちが固すぎるんですよ。会わなきゃ始まんないですよ!」

 私は10コも年下の女の子に気付かされてしまいました。どんな手段でさえ会わなきゃ始まらない。でも……。

 その後も懇々と説得され、ついに人生初のマッチングサイトに手を出すことを決意したのです!

◆登録するなり200人を超えるメッセージが殺到!

 登録したのは某大手婚活サイト。まず自分のプロフィールと顔写真を登録、次に相手に望む年齢を35〜45歳に、希望年収を700万以上に設定。コメント欄には「種候補募集」とは書かず、「2歳の娘を持つシングルマザーです。飲み友達募集!」とあえて控えめに書いてみました。

 すると、間髪入れずにメッセージが。どんどん来てる。その後も昼夜問わず鳴りっぱなしの通知音。翌日にはなんと200人を越える人からメッセージが届いていました。選びたい放題の状態。ネットってこんなに手っ取り早いことに驚かされました。

 数多くの男性のなかから数名を選抜し、早速1人の男性S氏と会う約束をしました。

【スペック】
年齢:35歳
職業:エステ会社経営
推定年収 1000万円
結婚:独身
外見:身長160cm程。ミュージカル俳優「山崎育三郎」似のイケメン
性格:レディーファーストで紳士

 会う約束をしている中で、いつも通り「子供が一緒でもいい?」と聞くと、「最初は二人きりが良かったけど、無理ならしょうがない。じゃあランチにしよう」

 若干嫌々な対応をされ、ちょっと悪い予感がしました。

◆お店選びや紳士な対応に「この人はアリかも!」…

 日曜日の昼下がり、新宿の駅前で待ち合わせ。

私「こんにちは」

 ヒールを履いていない私と同じくらいの身長のさわやかイケメンが現れました。

S「待った? ごめんね。じゃあ行こうか」

 抱っこ紐で子供を抱いている私を気遣うように、段差や横断歩道をサポートしてくれ、かなり紳士な印象。

S「新宿、ランチ、子連れ、で検索したらここが出てきたからここにしよう」

 向かったのは、私もよくママ会で使う子連れに人気のレストラン。子持ちのことを考えたお店のチョイスはなかなかです! 席に着くとコートを脱がしてくれたり、さり気なく上座の椅子を引いてくれたり、気分は姫。この人は「あり!」かもしれないと期待に胸が膨らみます!

◆うっかり放った一言がすべてを台無しに

 しかし、食事をしながら恋愛の話になった途端に険悪になってしまいました。

S「最近2年同棲してた彼女と別れたばっかりなんだよね。志乃ちゃんは?」