中国ではインターネットが普及し、多くの消費者がネット通販を利用するようになったが、その結果としてが経営難に追い込まれるリアル店舗も増えている。中国メディアの捜狐は8日付で、なぜ日本のリアル店舗はものすごく元気なのに、中国のリアル店舗は元気がなく、閉店に追い込まれていくのかと疑問を投げかけている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国ではインターネットが普及し、多くの消費者がネット通販を利用するようになったが、その結果としてが経営難に追い込まれるリアル店舗も増えている。中国メディアの捜狐は8日付で、なぜ日本のリアル店舗はものすごく元気なのに、中国のリアル店舗は元気がなく、閉店に追い込まれていくのかと疑問を投げかけている。

 記事は、中国の数多くのリアル店舗はネット通販の猛烈な成長によって顧客を奪われたうえに、不動産価格の高騰にともなって家賃も上昇していることを紹介。あるリアル店舗は「家賃が下がらなければ市場は死ぬ 家賃値下げを大家に求む」というメッセージを貼り出すほど、追い込まれていることを紹介した。
 
 一方で、日本の場合は休日となるとリアル店舗は消費者でにぎわっており、そのビジネスは大きな成功を収めていると指摘し、「ではなぜ日本のリアル店舗はネット通販に抵抗できるのか」と問いを提起した。

 記事はこの問いの答えとして東京近郊の複合商業施設の経営スタイルを紹介。ある責任者はこの複合商業施設について「みんながわくわくして遊びに来れるような、遊びながらちょっとした買い物を楽しめるような場所として建設されたということが最も重要なことである」と論じたことを紹介した。

 この経営スタイルに呼応する点として、多くの消費者たちは「安いから」という理由でネット通販を利用しているものの、実のところ消費者たちは安さよりも「買い物の楽しさ」をさらに重要な要素と感じていることを、日本の調査は示しているとも論じた。

 日本の複合商業施設は、消費者が本当に求めているものを真に理解するというところから出発し、そしてその欲求を満たすためにリアル店舗全体のデザインを構築しているという点で、まさに中国のリアル店舗が見倣うべき優れた模範であると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)