著名アナリストが、Appleは変化や混乱に強い、『アンチフラジャイル』な独占企業だと指摘しています。

価格決定力を持つAppleの強さ

Appleのスマートフォン市場におけるシェアは17.9%に過ぎませんが、投資銀行UBSのアナリスト、スティーブン・ミルノビッチ氏は、ある意味市場を独占しているのではないか、と述べています。
 
顧客に配布した「Appleはアンチフラジャイルな独占企業だろうか?」と題したメモにおいて同氏は、Appleの価格決定力は同社が独占企業であることを裏付ける証拠のひとつだと主張しました。

高いASPを維持

同氏によれば、2016年第4四半期におけるiPhoneの米国内販売価格(ASP)は約700ドルで、為替変動の圧力にも関わらず過去最高値まで戻っているどころか、iPhone8によってさらに上昇する可能性があります。
 
Appleがライバル企業よりも高い利益を上げているしるしのひとつが、Strategy Analyticsが最近発表した、2016年の世界スマートフォン利益のうちAppleが79.2%を得ていたという調査結果だといえるでしょう。

ライバルよりも高い適応力と競合力を持つApple

ミルノビッチ氏は、Appleは一見危うく見えるところがあるものの、株価収益率(PER)がはるかに高いMicrosoft、Facebook、Google、Amazonよりも、より優れた適応力、競合力を持っており、その証が高い価格決定力だと主張しています。
 
UBSによると、iPhoneの米国内販売価格は高い水準を維持しているのに対し、Googleのクリック単価(Cost Per Click)は下がり続けています
 
ちなみに『アンチフラジャイル』というのは、金融デリバティブの専門家であり、作家、研究者でもあるナシーム・タレブ氏の造語で、ボラタリティや変化に対応し、生き延びていく力を意味しています。
 
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Source:BusinessInsider
(lunatic)