10日、中国メディア・環球網によると、台湾で中国籍の男がスパイ容疑で拘束されたことについて、中国本土の台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)がコメントを発表した。

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2017年3月10日、中国メディア・環球網によると、台湾で中国籍の男がスパイ容疑で拘束されたことについて、中国本土の台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)がコメントを発表した。

台湾・中国時報によると、台湾の政府機関から機密資料を入手しようとしたとして「国家安全法」違反の疑いで拘束されたのは周泓旭(ジョウ・ホンシュー)容疑者。周容疑者は12年に台湾政治大学に入学し、16年に卒業。いったん台湾を離れた後、再び台湾に戻っていた。中国本土から留学生として受け入れた人物をスパイ容疑で摘発するのは初めてのことだという。

対中政策を担当する台湾の行政院大陸委員会は「中国本土の学生は台湾にいる間は、台湾の関係法令を順守しならない」との見解を示し、「この件はすでに司法手続きに入っているので、司法機関の判断を尊重する」とした。

一方、国台弁の馬暁光(マー・シァオグアン)報道官は「台湾独立勢力が思うままに振る舞っているという状況で、その背景の動機は疑わしい」と指摘。事件に国台弁が関与しているなどと指摘されていることについては、「まったくの捏造(ねつぞう)だ」と反発した。(翻訳・編集/北田)