歌手の前川清

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 歌手の前川清(68)が11日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。元妻で、2013年に亡くなった歌手の藤圭子さん(享年62)との結婚秘話や、藤さんの長女で歌手の宇多田ヒカル(34)のデビュー曲を聞いた際に受けた衝撃について口にした。

 23歳の時に藤さんと結婚。交際中からビッグカップルとして注目されていただけに「隠れて会うのがめんどくさくて、だったら一緒になろうか」との思いで籍を入れたという。しかし、結婚生活は1年あまり。結婚式を挙げるつもりはなかったが、事務所やテレビ局の意向で盛大に行ったことなどをはじめ「(藤さんは)僕よりも素朴で。知らない世界に行って、自分たちを見失っていった」と説明。さらに「結婚に対して僕の想像と彼女が想像していたものが違っていたんだろう」と振り返った。

 離婚後、藤さんは米ニューヨークに渡り、のちに宇多田を出産。藤さんからは1回だけ現地から連絡があり、その際に「自分の子供は天才だ」と話したという。しばらくは、この時のやりとりを忘れていたが、数年後に宇多田がデビュー。その歌声を聞いた時に「凄さを覚えたというか身震い。えっ、この子だったんだ」と衝撃を受けたと述懐。「声が(藤さんと)そっくりで。血というか、何かうれしくて。いろいろなストーリーがあって、こういう歌手が生まれた…そんな風に思う」としみじみ話した。

 現在は年に1回、自身の公演で藤さんの曲を歌っているといい「歌は残るが、命とともに忘れ去られるというのもあって寂しいというのもある。歌だけでも歌おうと…」と、藤さんへの思いも語った。