農畜水産物や特産品などを販売する「ほんまもん市場」/あわじ島まるごと 直売所 美菜恋来屋

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淡路島たまねぎをはじめとする野菜に、淡路ビーフや魚介など、淡路島はとにかく食材が豊富。そんな島の豊富な食材が集まる産直市場は、採れたて野菜や新鮮な魚などが買えるとあって、観光スポットとしても人気だ。そこで、ドライブ途中の立ち寄りたい、島内のおすすめ産直市場を紹介!※商品の価格は取材時のもの。季節などにより変わる

【写真を見る】鯛(1770円)。特選淡路ビーフ最高級ステーキ肉(1296円/100g)/あわじ島まるごと 直売所 美菜恋来屋

■ 島の食材が集まる兵庫県最大級の直売所

「あわじ島まるごと 直売所 美菜恋来屋」は、兵庫県最大級の農畜水産物直売所。地元野菜や近海で捕れた魚介、淡路ビーフなど島内各地から届く旬の恵みが豊富にそろう。ご当地グルメ&スイーツが味わえるフードコート「ごっつぉの森」も人気。

農畜水産物や特産品などを販売する「ほんまもん市場」。生産者の名前が書かれた安心野菜が店内にズラリと並ぶ。「南あわじを中心に島内から新鮮な野菜や魚介などが毎日届けられます。朝一よりも10時ごろが品ぞろえ豊富でオススメですよ」とスタッフの山崎由美子さん。

鳴門海峡で育った天然もの鯛(1770円)。3・4月ごろのものは桜鯛、10・11月ごろは紅葉鯛と呼ぶ/特選淡路ビーフ最高級ステーキ肉(1296円/100g)は、市価より安く購入可。写真は1枚200gほど

淡路島を代表する地野菜の淡路島たまねぎ(800円/1箱3kg)。旬は4〜9月/実は淡路島はレタスの栽培も盛ん。レタス(120円)は、温野菜として食べてもおいしい。旬は9〜5月/あわじ島のおいしいお米(キヌヒカリ300円/1kg)は、コシヒカリなどの3種を1kg単位で販売

ご当地グルメを販売するフードコート「ごっつぉの森」。席数80席。

淡路島牧場プロデュースの「あわじちゃんカフェ」では、ソフトクリームやシュークリームなど、島で搾った淡路島牛乳がたっぷりの贅沢なスイーツがいっぱい。ミルクソフトクリーム(300円)は、淡路島牛乳のなかでも高級な、生産者を限定した匠牛乳を使用。シュークリーム(250円)は、カスタードクリームと生地にも淡路島牛乳を使い、フワッとした食感を実現。<時間:9時30分〜16時 休み:火曜>

「魚魚カツ-GYOGYOKATSU-」では、南淡路の漁協から仕入れる旬の魚をカツにして提供。一番人気のアジや、春に旬を迎えるサワラ(216円)など、島ならではのカツを堪能しよう。あじカツ(216円)は、衣がサクッと薄いのでアジの鮮度が味わえる。塩など5種の調味料で食べる。<時間:10時〜15時 休み:火曜>

「オニオン&オリーヴ淡路島」では、淡路島たまねぎとオリーブを手がける業者がコラボし、多彩な加工食品を販売。人気の玉ねぎスープや淡路島産オリーブの試食もOK。淡路島たまねぎのうま味が詰まった玉ねぎカツ(1個150円)。3個だと400円とお得。<時間:11時〜16時 休み:火曜>

■直売所DATA<販売品目:野菜、果物、米、魚介、精肉、生花、農畜水産物加工品など 飲食施設:フードコート、レストラン その他併設:淡路ファームパーク イングランドの丘隣接>

■ 天然ものの鮮魚の“セルフ海鮮丼”が人気!

「福良マルシェ」は、地元野菜や特産品、淡路島の鮮魚が充実の産直市場。魚はすべて天然ものばかりのこだわり。購入した魚介(刺身)をその場でご飯(220円)or酢飯(240円)にのせて食べる、セルフ海鮮丼が人気。

「農家の方が直接持ってこられる農産物や島の漁港で水揚げされたばかりの鮮魚を毎日入荷。自分で作るセルフ海鮮丼が大人気です」と店長の黒田 尚さん。

野菜をおいしく食べられる黒酢玉ねぎドレッシング(650円)は、ココのオリジナル商品/唐揚げ、煮付けなどにして食べるとおいしいメイタカレイ(540円)は、3・4月ごろが旬/南あわじのクボタ水産直送の旬の鮮魚のつくり(380円)。写真はスズキなどの3種盛り

島産の厳選された農水産物や特産品のみを販売。朝締めの鮮魚は10時30分〜11時が狙い目。

■直売所DATA<販売品目:野菜、果物、米、魚介、精肉、生花、農畜水産物加工品、特産品など 飲食施設:カフェテリア その他併設:なし>

■ 元小学校の校舎で新鮮野菜を販売!

「のじまスコーラ」は、淡路島の“農・食・学・芸”をテーマに、旧野島小学校を再生した複合施設。校舎1階の「のじまマルシェ」では、地元の契約農家から毎日届く、朝摘み野菜や地元の特産品などを販売。珍しい野菜などが多いのも特徴。

「農家と直接交渉して仕入れているので、希少なものや珍しい野菜などもあります。プレートでオススメの食べ方も説明させていただいてます」とスタッフの石野康平さん。

タマネギのなかでも、糖度が高い淡路島フルーツ玉ねぎ(740円)は、そのまま食べられるほど甘い/彩り豊かでサラダに合うスイスチャード(130円)は、カロテンが豊富で抗発ガン作用もあり/水泡の塩分をため込むアイスプラント(180円)は、シャキシャキとした食感で生で食べるのがグッド

1階にはマルシェ、ベーカリー、カフェ、2階にはリストランテ、3階にはBBQテラスもあり。

■直売所DATA<販売品目:野菜、果物、米、魚介、パン、菓子、農畜水産物加工品、特産品など 飲食施設:カフェ、リストランテ、BBQ その他併設:動物園、ショップなど>

■ 遊園地の産直市場で朝採れ野菜を!

「産直市場 おのころ畑」は、人気テーマパーク「淡路ワールドパークONOKORO」の産直市場。広々とした店内で淡路島の朝採れ野菜&果物などを販売。なかでもタマネギ&お米の種類が豊富で精米(無料)もしてくれる。

「種類の多い野菜のなかでも、やはり淡路島たまねぎが一番人気です。ONOKOROで遊んだあとにタマネギなどを購入される方も多いですよ」とマネージャーの坂本麻希さん。

手作りトマトケチャップが人気の新田さんちのトマト(税抜2500円/約3.5kg)/水耕栽培の完熟トマトにタマネギなど島の野菜で作った新田さんちのトマトケチャップ(600円)/キヌヒカリの玄米(税抜1700円/5kg)は、同じキヌヒカリでも生産者別に販売

淡路ワールドパークONOKORO入園ゲート横にあり、入園しなくても利用できる。

直売所DATA<販売品目:野菜、果物、米、魚介、精肉、生花、農畜水産物加工品、特産品など 飲食施設:なし その他併設:遊園地併設>

■ 200種類の商品がそろう産直市場

「フローラルアイランド」は、「道の駅 東浦ターミナルパーク」内にある農産物直売所。地元の野菜&果物だけで年間を通じて200種類以上と品ぞろえが豊富なのが特徴。漬物や味噌、佃煮などの地元の加工などの種類も多い。

「地元の農家の方が毎朝運んでくる新鮮な野菜や季節によっては珍しい野菜なども並びます。淡路島牛乳のソフトクリーム(300円)も人気です」とスタッフの山口有美さん。

紫と白の色合いがキレイなあやめ雪かぶ(110円)は、浅漬けなどにオススメ。旬は10〜4月ごろ/北坂養鶏場のもみじたまご(180円/6個)は、日本の養鶏でも6%ほどしかいない純国産鶏の卵/3月中旬〜4月中旬まで出回る葉付き新玉たね(210円/3玉)は、柔らかいので葉まで食べられる

広々とした館内で農産物や加工品などを販売。なかでも野菜&果物が充実している。

■直売所DATA<販売品目:野菜、果物、米、魚介、精肉、生花、農畜水産物加工品、特産品など 飲食施設:なし その他併設:道の駅併設>【関西ウォーカー編集部】