『本誌をガン見する御嶽海』

「めっちゃモテてますよ! なんて、言ってみたいなあ(笑)。実際は全然です。最近は街中で、『あ、御嶽海だ』なんて言われることもありますけど、モテはしないですね。バレンタインもちょっとは期待してたんですけど……、結局チョコは6個だけ。やっぱ俺はモテないんだと、ガックリきましたね」

 期待の若手として注目度急上昇中の御嶽海(24・出羽海)だが、陽気な性格とトーク力の高さでも知られている。

「気分転換はカラオケです。よく歌うのは玉置浩二さん。ちょっと古めですけどね。好みの女性は、目がぱっちりしてて鼻筋がすーっと通ってて、そういうはっきりした顔立ちですね」

 場所直前、軽快なトークとは裏腹に、ハートはメラメラと燃えている。

「やっぱり気合が入りますよ、三役は。初日から横綱や大関と対戦すると思うんですが、相手も序盤はまだ探り探りくるはず。そこがカギですよね」

 一月場所は二つの金星を含む11勝を挙げ、技能賞を獲得。三月場所は昨年の十一月場所以来、2度めの小結として迎える。

「金星はめっちゃ嬉しいですよ。座布団が舞うあの瞬間。テレビでしか見たことなかったのがナマですからね。それに、座布団が飛ぶのは結びの一番だけでしょ。それを2回(日馬富士戦、
鶴竜戦)もやれた。なかなかない経験ですよね」

 一月場所では、二日目から3日連続で横綱戦、結びの一番に登場した。平幕力士の3日連続の結びは異例であり、協会の期待の大きさの証明ともいえる。

「あれで3連敗してたら、『なんだアイツは』ってなっちゃうからね。でも、白鵬関はそんな簡単に勝たせてくれなかった。3回とも、全部立合いが違いますから。さすが大横綱です」

 世代交代が進むなかでも中心的存在。ほかにもホープと期待される正代(25)、遠藤(26)、北勝富士(24)、宇良(24)、大翔丸(25)は、いずれも大学出身。現在42人いる幕内力士のうち大学出身は10人で、モンゴル出身力士(10人)に並ぶ一大勢力となっている。

「やっぱり気になる存在ですよ。学生時代から対戦してきたし、番付では自分のほうが上にいたいという気持ちは強くなりますね。世代交代といわれてますが、当然自分たちも、『次は俺たちの時代だ』という気持ちはあります。『大学出てるくせに……』と周囲から言われないように、話し方や言葉遣いを気をつけるようにはしています」

(週刊FLASH 2017年3月21日号)