3点を演出して大勝に導いた浦和レッズMF関根貴大

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[3.10 J1第3節 浦和4-1甲府 埼玉]

 圧倒的な切れ味で右サイドを切り裂き続けた。スピードに乗ったドリブル、正確なクロスで好機を生み出した浦和レッズMF関根貴大は3ゴールを演出して4-1の大勝へと導いた。

 前半はスコアレスで折り返した。しかし、関根は前半18分にFWラファエル・シルバにドンピシャのクロスを供給するなど、「結構良いボールを蹴れていたので、今日はフィーリングがいいなと思っていた」。そして、後半に入ると背番号24が立て続けにゴールシーンを演出する。

 まずは後半12分、DF森脇良太のスルーパスからPA内に進入してグラウンダーのクロスを送ると、DF山本英臣に触れたボールを最後はFW興梠慎三が押し込んで先制点が生まれる。さらに同15分には右サイドから関根が左足で送ったクロスを、FW武藤雄樹がヘディングで叩き込み、2点目。1点を返されて迎えた同38分には、キレのある突破で相手選手を置き去りにして放ったシュートのこぼれ球をFW李忠成が押し込んで3点目が生まれた。

 3アシストとも言える活躍だが、「2つは微妙」と苦笑い。「1点目はオウンゴールぽかったし、3つ目はシュートだったので」と狙いどおりのゴールとならなかったことに複雑な表情を浮かべた。

 しかし、チームメイトはこの日の関根の活躍を手放しで賞賛する。2点目を奪った武藤は「関根の突破はウチのストロングポイント。彼が何度も右サイドを突破して、中の選手が良い反応ができている」と語れば、森脇も「彼がアシストしたのは素晴らしいし、彼は素晴らしい選手」と褒め称えた。だが、「ただ、彼までボールが渡る過程やシュートを決める人がいなければアシストはつかないので、皆で取ったゴール」と続けた森脇は、「もっともっと彼には、さらに上を目指してやってもらいたい。3とは言わず、5アシストくらい決めてもらいたい思いがあるので、僕からは『まだまだだな』と言いたいですね」と笑って答え、後輩のさらなる成長に期待を寄せた。

(取材・文 折戸岳彦)
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