中村憲剛は全得点に絡んだ

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[3.10 J1第3節 川崎F2-1柏 等々力]

 ホーム2戦目となる川崎フロンターレは、柏レイソルとの一戦を迎えた。MF中村憲剛の1得点1アシストで前半に2点のリードを奪うと、柏の反撃を1点におさえて今季ホーム初勝利。等々力競技場での柏戦では、2013年以来4年ぶりとなる勝利を挙げた。

 今季ホーム初勝利を目指す川崎Fは、前節・鳥栖戦(△1-1)からスタメンを1選手入れ替え、DF奈良竜樹が今季初先発。FW阿部浩之を1トップに据える4-2-3-1でスタートした。

 前節、途中出場でJデビューを果たした18歳のDF古賀太陽を先発させた柏は、過去2戦と同じ4-4-2のフォーメーションを敷いた。[スタメン&布陣はコチラ]

 中村憲を経由しパスが何本もつながる川崎Fがチャンスをつくっていく。立ち上がり2分には、柏ゴール前でMF大島僚太、FW小林悠とつないで最後は中村憲が左足で狙いすましたミドルシュート。しかしこれはGK中村航輔がCKへと逃れる。4分後にも再び好機。右サイドを抜けた阿部が切り替えして小林悠へ。半ば強引に右足を振り抜くと、強烈なシュートはゴールマウスをとらえたが、GK中村の正面をついた。

 柏守備陣の間へ次々とパスを打ち込む川崎Fは、支配率を高めて柏ゴールにせまる。20分には、左サイドバックのDF車屋紳太郎がワンツーでペナルティエリアに進入すると、サイドはフリーのMF登里享平がシュートを狙ったが、枠から外れてしまう。

 守る時間が続く柏は、ボールを奪っても前線4選手までの距離が遠く、FWディエゴ・オリヴェイラとMFクリスティアーノの両外国人の個人技も川崎F守備陣に及ばなかった。それでも、21分には決定機を迎えると、MF伊東純也のクロスからFW武富孝介が頭で合わせるが、GKチョン・ソンリョンがゴールを許さない。

 ボールを支配しながらもゴールが遠かった川崎Fだが、前半終盤に立て続けにゴールを陥れる。42分には中村憲の左CKをDF谷口彰悟がヘディングで合わせて先制点。続くアディショナルタイム1分には、ペナルティエリアでDF中山雄太がボールを奪った阿部のお膳立てから、中村憲が無人のゴールへ流し込み、2点のリードを奪って前半を終えた。

 後半に入り、立ち上がりから攻勢に出たのは柏。前に比重を置いて攻めに出ると、15分にはクリスティアーノの右CKを武富のヘディングがとらえて1点を返す。

 カウンターで追加点を狙う川崎Fは、柏の最終ラインが高くなったところを中村憲がドリブルで抜け出そうとする。中山はたまらずファウルで止めてしまい、一発退場。追い上げムードのところで数的不利を強いられてしまう。

 川崎Fは残り20分で人数のうえでも優位に立つも、敵陣でのパス精度を欠き、前半のように攻めることができない。後半終了間際には、エドゥアルド・ネットがチャンスを迎えるなどしたが、スコアは動かないままタイムアップ。川崎Fにとってホームでのリーグ戦の白星は、昨年10月22日の広島戦以来5か月ぶり。一方の柏は、G大阪戦に続く連敗となった。

(取材・文 奥山典幸)
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