チュニジアの首都チュニスにある空港で、駐機されたチュニスエアの旅客機(2015年10月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】チュニジアの首都チュニス(Tunis)の空港で9日、国営航空会社チュニスエア(Tunisair)の操縦士たちと整備士たちの間でいさかいが起き、同社の運航便が一時停止され、多くの乗客たちが数時間にわたって足止めされた。もめ事の原因は制服だったという。

 地元メディアによると、ここ数週間、緊張関係にあった乗務員たちと整備士たちの間でけんかが発生。事態を受け、警察の増援部隊が空港に派遣され、さらには事態の収拾を図るために、運輸相も含めた緊急対策本部が設置された。その一方で、操縦士たちの接し方を非難する整備士らが、労働組合の本部の前で座り込みを行ったとの報道もある。

 チュニジア労働総同盟(UGTT)のイメド・ファタハ(Imed Fatah)氏はAFPの取材に対し、チュニスエアの子会社は整備士たちに、操縦士のものと似た制服を支給し、それに関して事前に相談がなかったと説明している。

 チュニスエアは労働組合の代表らとの話し合いの場を持ち、その後、運航の一部および段階的な再開を発表した一方で、事態が完全に収束するまではさらなる混乱が起きる可能性もあると示唆した。

 UGTTは、緊張緩和のためにあらゆる手段を尽くすよう、整備士と操縦士側の双方に呼び掛けているという。
【翻訳編集】AFPBB News