関根が3ゴール演出の浦和が甲府に4発快勝! 新戦力R・シルバが開幕3戦連発!《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第3節の浦和レッズvsヴァンフォーレ甲府が10日に埼玉スタジアム2002で行われ、ホームの浦和が4-1で勝利した。

▽FUJI XEROX SUPER CUPの鹿島アントラーズ戦からの過酷な5連戦を3勝2敗で乗り切った浦和は、前節のセレッソ大阪戦で今季のリーグ戦初勝利。15日に敵地で行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の上海上港戦を控える中で行われた今回の甲府戦に向けては、C大阪戦と全く同じスタメンを起用。なお、軽傷を抱える柏木はベンチからも外れている。

▽一方、前節の鹿島戦では試合終了間際のウイルソンのPK失敗が響き吉田新体制で初黒星を喫した甲府は、今季初勝利を目指して浦和のホームに乗り込んだ。鹿島戦からスタメンに変更はなかったものの、負傷明けのエデル・リマ、ドゥドゥが今季初のベンチ入りを果たした。

▽試合開始直後からホームの浦和が地力の差を見せ付ける。開始5分には相手陣内で見事な推進力を見せたラファエル・シルバが興梠の絶妙なワンタッチパスに抜け出すが、ここは勇敢な飛び出しを見せた相手GK岡に阻まれる。さらに18分には右サイドから関根が入れた絶妙なクロスに、ファーサイドのラファエル・シルバが反応するが、至近距離から放ったヘディングシュートは再びGK岡の好守に遭う。

▽その後も質の高いフリーランとダイレクトプレーで甲府守備陣を翻弄する浦和は、33分にはGK西川の精度の高いフィードに抜け出した関根が飛び出したGK岡の頭上を抜くシュートでゴールに迫るが、これは枠を捉えることができない。

▽一方、時間の経過と共に少しずつ反撃に転じられるようになった甲府は、39分に絶好のゴールチャンスが訪れる。橋爪のスルーパスに抜け出したウイルソンが左サイド深くから折り返す。DF遠藤が触ってファーサイドにボールが流れると、ここにタイミング良く走り込んできた松橋がダイレクトシュート。だが、このシュートは惜しくもクロスバーを叩く。続く41分にはウイルソンとの連係からボックス内に抜け出した橋爪に決定機も、ここは相手DFのシュートブロックに阻まれた。

▽ゴールレスで迎えた後半は、田中、ウイルソンと立ち上がりに続けてシュートチャンスを掴んだ甲府が、良い流れで試合を進めていく。だが、先にゴールをこじ開けたのはホームの浦和だった。

▽57分、森脇のスルーパスに反応した関根がボックス右でグラウンダーのクロスを入れると、中央でDF山本がクリアし損ねたボールがゴール方向に向かう。これを興梠が押し込み、ホームチームに先制点が生まれた。

▽畳みかける浦和は60分、ペナルティアーク付近での興梠の絶妙なタメから右サイドに走り込む関根にパスが渡ると、関根のクロスに飛び込んだ武藤が飛び出したGKより先にボールを頭で触り、ゴールネットを揺らした。

▽一方、相手の勢いに押されて瞬く間に2点のビハインドを背負った甲府は、2失点目の直後に堀米を下げて、切り札のドゥドゥを投入。すると、この選手交代がゴールに結びつく。76分、右サイドでのスローインの流れから右に流れていたウイルソンが右足で正確なクロスを送る。そして、ゴール前に走り込んだドゥドゥがショートバウンドのボールをうまくふかさずにボレーで流し込んだ。

▽3試合連続の失点で嫌な流れが漂い始める浦和だったが、失点直後に武藤に代わって投入された李忠成がきっちり仕事を果たす。相手陣内で田中の不用意なクリアがボックス手前右の関根に渡ると、関根がそのまま持ち込んで右足でクロスを入れる。そして、GK岡が弾いてファーに流れたボールを李が泥臭く押し込んだ。

▽試合終盤にかけて新戦力のエデル・リマ、保坂の2枚替えを敢行した甲府に対して、なおも攻撃の手を緩めない浦和は、相手陣内中央でエデル・リマから駒井がボールを奪い、ショートカウンターを発動。最後はラファエル・シルバがボックス内でGK岡を嘲笑うかのようなループシュートを流し込み、自身開幕3試合連続ゴールを記録した。

▽前半は苦戦を強いられたものの、関根の3ゴールを演出する活躍などで、終わってみれば4-1の快勝を収めた浦和が、リーグ戦2連勝を達成した。