■わずか6年で、スイフトのプラットフォームを刷新

新型スイフトは、先代比で120kgの軽量化と高剛性を両立しています。この極めて難しい目標を達成できたのは、プラットフォームを刷新したからにほかなりません。

スズキは、先代スイフトのプラットフォームを思い切って一代限りで廃止。新たに、Bセグメント用の新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用しました。

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HEARTECTでは、アンダーボディを構成する骨格を、直線から曲線の連続構造に変更するとともに、ボディとサスペンション等の部品の締結を強化。更に形状の適正化や高張力鋼板を3倍に増やすなどの取り組みで、軽量化と高剛性化を両立したのです。

■エンジンはNA、マイルドハイブリッド、ターボの3種類

エンジンは、3種類を用意。NAでは、1気筒あたり2本のインジェクターを備える1.2L直4を搭載。ミッションは、副変速機付CVTと5MTから選ぶことができます。

ハイブリッドは、発電機を出力モーターとして稼働させるマイルドタイプ。エンジン負荷を低減して燃費を稼ぐセッティングとしており、CVTと組み合わせています。またハイブリッド用のリチウムイオンバッテリーは助手席下に収納して、NAと同等の居住空間を確保しました。

ターボエンジンは、1L直3のダウンサイジングターボ。先に搭載したバレーノがハイオク指定に対して、新型スイフトでは若干パワーを落としてレギュラー仕様に変更。6ATと組み合わせて、ターボ・パワーを効果的に引き出しています。

■欧州仕込みの走りと進化した運転支援システム

歴代のスイフトは、欧州仕込みのシャシー性能が大きな魅力でした。新型でもその長所を踏襲し、イギリスのカントリーロードでは操縦性と乗り心地のバランスを、またドイツのアウトバーンとワインディングロードでは高速域での走行性能を鍛え上げてきました。

運転支援システムについては、スズキは近赤外線センサータイプから、ステレオカメラタイプへと機能を向上させてきました。そして新型スイフトでは、単眼カメラと近赤外線レーザーを組み合わせた「デュアルセンサーブレーキサポート」へと進化させてきました。また5MT仕様でも選べるように設定されており、安全性能も大きく向上させています。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

第546弾スイフトのすべて(より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=9379

わずか6年で、スズキはスイフトのプラットフォームを刷新!(http://clicccar.com/2017/03/10/452805/)