9日、中国経済網は、全国政治協商会議に出席している3人の政治協商委員から「国歌を法制化し、小学校1年で歌えるようにすべき」といった意見が出たことを伝えた。写真は中国国歌の切手。

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2017年3月9日、中国経済網は、全国政治協商会議に出席している3人の政治協商委員から「国歌を法制化し、小学校1年で歌えるようにすべき」といった意見が出たことを伝えた。

中国人民解放軍軍楽団の元団長で指揮者の于海(ユー・ハイ)氏は「今の青少年の多くは国歌の意義をしっかり認識していない。大学のテストで国歌の歌詞を書かせたところ、25%しか正解できなかった学生もいるという。また、国歌を携帯電話の着信音用にアレンジしたり、歌詞を好き勝手に変えて歌ったりという現象もある」として、速やかに国歌を法制化し、国歌に対する侮辱や商業化を禁止するよう提言した。

中国映画文学学会の王興東(ワン・シンドン)会長は「国歌を歌うにあたり、その生い立ちや背後にあるストーリーを知らなければならない。そのためには幼少からの教育が必要だ。小学校1年から国歌を歌えるようにし、始業式などに必ず歌うよう法制化すべき。国歌は国の主権意識の表れであり、法を定めてその尊厳を守らなければならない」とした。

人民解放軍総政治部歌劇団の国家一級俳優、孫麗英(スン・リーイン)氏は「国歌を就学前の子どもたちへの課題とする必要がある。子どもたちに国歌の意味を理解させ、強いアイデンティティーを持たせ、国歌を神聖なものと感じさせるのだ」と語った。(翻訳・編集/川尻)