壁を飛び移るシーンも実際に演じている (C) 2016 Twentieth Century Fox and Ubisoft Motion Pictures. All Rights Reserved.

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 「X-MEN」シリーズのマイケル・ファスベンダーが製作・主演を務め、シリーズ累計9600万本以上を売り上げた大ヒットゲームを映画化した「アサシン クリード」(公開中)のメイキング映像が、公開された。

 ルネサンス期のスペインで、秘宝“エデンの果実”を守っていた戦士を先祖に持つ死刑囚カラム・リンチ(ファスベンダー)が、科学者ソフィア・リッキン(マリオン・コティヤール)によって先祖の記憶を追体験させられ、果実の謎に迫っていく。身体能力の限界を追求する移動術パルクールを駆使した生身のアクションが全編にわたって展開するほか、殺陣においても原作ゲームを徹底的に研究して実写化している。

 映像では、建物のへりでのバトル、水中に飛び込むシーン、屋根の上を猛ダッシュして回転ジャンプを決めるアクション、壁を飛び移る見せ場のシーンの舞台裏が網羅されている。ファスベンダーは「大量のCGIが使われる時代に、僕たちは出来るだけ伝統的なロケ撮影をしたいと思った。観客にはスクリーン上にほとばしる汗や血を感じてもらいたいし、映画の肉体を使った部分に人々の努力が注がれたことをわかってほしかった」とこだわりを語る。ファスベンダー自身も危険なスタントに果敢に挑んでおり「撮影の前に毎朝、トレーニングをしていた。それにパルクールのトレーニングも。これはゲームでは大きな存在だから、適切に行うことはとても大切だった」というが、「最初は、じんましんが出るほどトレーニングが嫌いだった。週に5、6日ジムに通って、撮影の2カ月前から、撮影中4カ月もずっと続けたんだよ。今は楽しめるし、精神面でもよいトレーニングになった」と苦労は多かったようだ。

 すぐれたアクションやスタントを称える第7回トーラス・ワールド・スタント・アワードで、最優秀高所スタント賞に輝いた「007 カジノ・ロワイヤル」のスタントマン、ベン・クックは「観客がスクリーンで目にする人々は、実際にスタントをやっているんだ」と妥協なしのアクションシーンに自信を見せている。

 「アサシン クリード」は、「インディ・ジョーンズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ジェイソン・ボーン」シリーズをヒットに導いたフランク・マーシャルが製作を務め、ジェレミー・アイアンズ、ブレンダン・グリーソン、シャーロット・ランプリングといった実力派が脇を固める。