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"言葉"といっても、業界や界隈でのスラングなど随分個々人で語彙は異なる。まったく関連のない専門用語ばかりを叩き込んでも順調な成長は期待できないだろうし、自分の周辺にある言葉から拾っていった方が学習には効率的なはずだ。

博報堂のプロダクト・イノベーション・チーム「monom(モノム)」は、生活者発想とテクノロジーを掛け合わせることで新しい生活体験をプロダクト化していく同社のチーム。これまでにも手のひらサイズのロボットドール「iDoll」や筆記音を調整し書くことを楽しませる子供用の「Write More」、ぬいぐるみを"おしゃべり"にするボタン「Pechat」、歌詞がクールに反射するスピーカー「Lyric Speaker」などを手がけている。

monomは、新たなプロトタイプの開発を発表した。今回のプロトタイプは、自分に最適な英会話を学ぶアプリとデバイス「ELI」。襟に付ける小型マイクデバイスで一日過ごすことでユーザーが話す日本語を解析し、最適なレッスンをアプリで生成するというもの。ユーザーが日常的に接する語彙から外国語で学べるようにするという理にかなったレッスンが期待できる。

プロトタイプは、同社とクリエイティブスタディオ1-10、博報堂プロダクツが共同で開発。今後は日本語から中国語、英語から日本語のように多言語展開や同じ嗜好を持つユーザー同士のコミュニティの構築など多角的な展開を目指す。ELIは、Googleの主催するAndroid端末と連携するプロダクトコンペティション「Android Experiment OBJECT」でグランプリを獲得したアイデアとなる。

(長岡弥太郎)