堀北真希の引退は、いさぎよい?古臭い?女性200人の意外な評価

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 2月末をもって、芸能界からスパッと引退してしまった女優の堀北真希。

「愛する家族との、かけがえのない幸せを全力で守っていきたい」という引退理由に、「今どきそんな古風な理由で!?」と感じた人も、「素晴らしい」と感じた人もいるでしょう。

◆いまや「家庭に入る」女性は少数派

 いまや、彼女のように家庭に入る女性は急減していています。専業主婦世帯の比率は減る一方で、30年前は57%だったのが、2015年では38%という少数派に(下グラフ)。なれないからこそ憧れるのか、20代女性の「専業主婦志向」が高まっているというデータもあります。

 そんな中、もしオッサンが堀北真希の引退を称賛したら炎上しそうですが、当の女性たちはどう感じているのでしょうか?

 そこで、堀北真希と同じ28歳から35歳の専業主婦100人+仕事を持つ妻100人に、「堀北真希の引退への感想」を選択肢から選んでもらいました。

◆専業主婦もワーキング妻も「いさぎよい」が1位

 専業主婦はプラスに評価して、ワーキング妻は反発する…という予想は大ハズレ!両者が選んだ感想は、ほとんど同じだったのです。
(それぞれ、カッコ内は「専業」「有職」で%を記しました)

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<堀北真希の引退をどう思う?>
(いくつでも選択)

1位 いさぎよいと思う 
(専業46%、有職45%)

2位 引退するのはもったいない
(専業32%、有職44%)

3位 仕事をやめても生活できてうらやましい
(専業24%、有職29%)

※28〜35歳の専業主婦100人、働く妻(パート・アルバイト含む)100人に調査
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 まず面白いのは、専業主婦だけでなくワーキング妻も「いさぎよいと思う」が1位だったこと。当の女性たちも、おおむねプラス評価だったのです。

「半端なママタレになるより、人気があるままスパっと辞めるのはいさぎよい」(専業主婦)

「いま、“女性が輝く社会”とかいって、女に育児も仕事もさせようとしてるけど、それって経済のためだけですよね。そんな風潮なんか“関係ねぇ!”って感じで、逆をいくのはカッコいい」(34歳・ワーキング妻)

◆「もったいない」「うらやましい」という実感

 それと同時に、「もったいない」という声が、特にワーキング妻から多くありました。

「こっちは保育園探してヒーヒー言ってるのに、堀北さんは毎日ベビーシッター雇うお金があるわけでしょ。ダンナの山本耕史より人気があるのにもったいない」(31歳・ワーキング妻)

 また、引退できるのは「やめても生活できる」からで、「うらやましい」と感じる声が第3位。

 思うに、専業主婦で「ワケあって仕事してないけど生活はカツカツ」という人や、働く妻で「夫の収入だけでは暮らせないから」という人が相当数いるのでしょう。

「VERY妻」VS「キャリアウーマン」的な対立はごく一部の話で、多くは、専業主婦もワーキング妻も紙一重なのかもしれません。

◆堀北真希のシビアな子供時代が、引退を決意させた?

 4位以下は少し順位に差が出ましたが、それでも大きな違いはありませんでした。

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<ワーキング妻>
4位 育児・家事に集中できてうらやましい 27%
5位 子供が小さい間だけ休めばいいのに、と思う 19%

<専業主婦>
4位 子供が小さい間だけ休めばいいのに、と思う 19%
5位 理想的な女性だと思う 17%
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 筆者などは、「家族を守る母、という古き良きファンタジーを持ちすぎじゃない?」と思ってしまいましたが、そういう感想を持った人はわずか。

「専業主婦にあこがれを持ちすぎだと思う」
「家に入っても満足できないと思う」
「いずれママタレとして復帰すると思う」
「夫の浮気や離婚のリスクがあるのに大丈夫か?と思う」
などの項目を選んだのは、専業主婦・ワーキング妻とも5〜8%程度でした。

『女性自身』(3月21日号)によると、堀北真希の両親は離婚し、母親がパートで働いて娘3人を育てたそう。一時は、父親らしき人が木造アパートで同居していたものの、一家離散したというのです。

「だとしたら、働く女性がキラキラ輝いてるとか、家族は幸せなのが当たり前、というようなスイーツな幻想は持っていないでしょうね」(32歳・専業主婦)

 ほの暗い眼をした堀北さん、シビアな現実を知ったうえでの決断だったのでしょうね。

【調査概要】
調査対象:28〜35歳の専業主婦100人、働く妻(パート・アルバイト含む)100人
調査日:2017年3月6-7日
調査方法:「リサーチプラス」モニターに対するインターネット調査

<TEXT/女子SPA!編集部>