気をつけたい小春日和の誤用

写真拡大

1月、2月、3月と、暖かい日があります。まるで春が来たかのような日です。そんな時につい口を出てしまう言葉が「今日は小春日和ですね」といったものではないでしょうか。しかし、これは言葉の誤用にあたるので気をつけましょう。

本来の意味は?

小春日和の本来の意味は、晩秋から初冬にかけて、春のような穏やかな陽気の日をさします。そのため、年が明けてからの暖かい日は、小春日和には該当しません。

冬の意味ではある?

小春は、旧暦の10月の異名です。これは新暦ですと、10月下旬から12月上旬ごろにあたります。だんだんと寒くなるこの季節にふっと暖かい日が訪れる、その日こそが小春日和なのです。小春日和は冬の季語ともなっています。

海外にも小春日和はある?

この、小春日和は海外にも存在します。アメリカでいわれるインディアンサマーは、日本の小春日和と同じ意味です。さらにロシアでは、婦人の夏を意味するバービエ・レータという言葉もあります。それでも、春先の暖かい日をつい「小春日和」と言ってしまう人は多いでしょう。本来の意味から外れた場所で広まってしまう言葉は数多くあります。気づかないままに誤用をしていることもあるので注意したいものです。