「AWE2017」で海外イベントに初出展したアクア

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【中国・上海発】ハイアールグループの日本法人であるアクアは、中国・上海で3月9日から11日まで開催している中国家電世界博覧「Appliance & Electronics World Expo 2017(AWE2017)」のハイアール展示エリア内で、業務用洗濯機を使ったITランドリーシステムを展示した。アクアとして海外の展示会に出展するのは今回が初めて。

 ITランドリーシステムは、コインランドリーを運営するオーナーが店舗に行かなくてもPCで機器の売り上げや稼働状況をリアルタイムで把握できるシステム。また、ユーザーはスマートフォンから空き状況を確認できるため「行ってみたらすべて稼働中だった」というムダが避けられる。洗濯終了時の通知メールも受信できるので、稼動中の空き時間に買い物することもできる。

 海外ではコインランドリーにITを絡めた仕組みがまだ少なく「AWEの開催に先立って開かれたハイアールグループのミーティングでも、欧州や米国から引き合いがあった」という(アクア担当者)。

 ITランドリーシステムは、日本国内で既に約1万7500台の導入実績がある。アクアは、前身の三洋電機時代から開発・販売している業務用コインランドリーの国内出荷台数で約75%という圧倒的なシェアを持つ。下水道が整備されていない地域が多い中国では、コインランドリーに対するニーズは高いとみられ、AWE2017への出展を足がかりに中国での展開も検討している。(BCN・細田 立圭志)