「購入後、組み立てる必要があります」という商品がなくなる時代もそう遠くないのかもしれない...!

こちらのミステリアスなGIF画像は、光をあてると自律的に折れる折り紙。New Atlasによると、開発したのはノースカロライナ州立大学の研究者たちで、この研究はScience Advancesで発表されました。



さて、まずはこの折り紙が開発された経緯をご紹介しましょう。

彼らは2011年に、UVライトに反応して自律的に折れるプラスチックのシートを開発していました。これは、シートにプリントされた黒い線が光を吸収して縮むことで、2Dのシートが3Dに折られるという不思議な仕組みを形にしていました。


自力で折れる折り紙

2011年に開発されたもの


ところがシンプルに折りたたむことは可能でも、鶴を作るのに折る順番があるように、特定の折り方には対応できないのが課題でした。

そこで、より複雑な構造を折れるようにするために、今回研究者たちが工夫したのは色のバリエーション。

赤や青のライトの色に対して反応する/しない色のインクが決められ、平らなポリマーシートに複数のカラーのラインをつけることで、折る順番をコントロールできるようになったのだそうです。



こちらの動画はMichael Dickeyが公開したもので、さきほどのGIF画像のフルバージョンです。

一部倍速になっていて、現時点ではシートが折り畳まれるまで多少の時間はかかりそうです。とはいえ気になるのが、将来的にこのテクノロジーをどう活かすのかということ。

シンプルに段ボール箱の組み立てから、IKEAの家具の組み立てなんかに役立ちそうですが、折りたたみ式の衛星やロボット、乳幼児向けおもちゃなどへの実用も期待できそうです。みなさんはこの技術でどんなことをしてみたいですか?

・世界最小の折り紙? 炭素原子一個分の薄さグラフェンのシートを折り曲げることに成功
・まるでフィギュアみたい! 折り紙アートの完成度がすごい(写真ギャラリーあり)

image: Michael Dickey - YouTube, NCState - YouTube
source: New Atlas, Science Advances, Michael Dickey - YouTube

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(Rina Fukazu)