内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ容疑者。英ロンドンのエクアドル大使館で(2016年2月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米中央情報局(CIA)のハッキング技術を記録したとされる文書を内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が公開した問題で、同サイト創設者のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)容疑者は9日、CIAがハッキングに関する機密情報を保護できず「深刻な機能不全」に陥っていると非難するとともに、IT企業と連携して対応策を構築するとの意向を示した。

 アサンジ容疑者は「(ハッキングツールのような)武器を作っておきながら、すべてを1か所に保存しておくのは、深刻な機能不全を示す重大な行為だ」と指摘。その上で、「サイバー兵器を効果的に管理し続けることは不可能だ。兵器を作ってもいずれは失う」と述べた。

 2012年以降身を寄せている英ロンドン(London)のエクアドル大使館からウェブ中継で記者会見したアサンジ容疑者は、CIAのハッキング活動についてウィキリークスが「さらに大量の情報」を持っていると述べたが、IT業界と協議をするまではそれらを公表しないとの考えを示した。

 アサンジ氏は、「彼ら(IT業界)と連携し、われわれが入手した技術的な詳細情報を彼らが独占的に利用できるようにすることで、解決策を生み出し、導入することができる」と述べ、それが実現した際にはさらなる詳細を公開すると明言した。
【翻訳編集】AFPBB News