中国政府は辺鄙な地域や貧しい地域の子供が良い教育を受けることができるよう条件を整えている。写真は1月6日、広西チワン族自治区柳州市融水ミャオ族自治県大浪鎮大新苗寨で、ヤオ族の学生にスポーツ用品を贈る共産党員のボランティア。

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中国政府は2007年以降、学生に対する援助政策の体系構築に力を入れ、援助額を10年連続で引き上げ、辺鄙な地域や貧しい地域の子供が良い教育を受けることができるよう条件を整えている。

中国教育部(省)が最近公表した「16年の学生に対する援助の発展報告」によると、同年、援助を受けた学生の数は前年比7.6%増の延べ9000万人を超えた。また、援助額は前年同期比8.24%増の1600億元(約2兆6400億円)に達した。うち、財政からは前年比5.45%増の1100億元(約1兆8150億円)以上が拠出された。学校や社会からの援助は前年比13.4%増の約580億元(約9570億円)に達した。17年、精度を高めて、人材育成を目的に援助することが、同分野の業務において重要ポイントになるという。

16年、学生援助資金のうち、財政からの拠出が前年比57億3300万元(約946億円)増の1109億1800万元(約1兆8300億円。義務教育の教科書無料配布や食費補助を含まず)に達した。また、同年、大学の返済が必要な国家補助金や学校、社会からの資金投入(事業単位<国家が社会公益目的のため、国家機関により運営あるいはその他組織が国有資産を利用し運営するもので、教育、科学技術、文化、衛生などの活動に従事する社会サービス組織>や社会団体、個人からの寄付を含む)が前年比71億1600万元(約1174億円)増の579億5700万元(約9563億円)に達した。

中国学生援助管理センターはすでに試験ポイントを設置して、返済が必要な補助金の事前申請の業務を展開している。高校通学の時点で援助を受けた学生は大学入学後、無条件で、返済が必要な補助金を受け取ることができる。16年、試験ポイントでは、大学生計62万人が、事前申請を通して返済が必要な補助金を受け取った。中国国家開発銀行貧困削減金融事業部地域開発局の肖志明・局長によると、17年に政策性銀行の国家開発銀行は、貧しい家庭の学生が大学の学費を心配することなく、安心して受験できるよう、中国全土の高校で事前申請を推進し、業務開始時期をこれまでの5月から3月に調整するという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)