ベトナム北部トゥイェンクアン省のラム・ビン地区で開催された春祭りで、ファイアダンスの儀式に臨む人(2017年2月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】深いトランス状態に入り、足の下の燃える石炭の熱に耐えながら、若者たちが赤い燃えさしの山をしなやかに飛び跳ねる。このファイアダンスの儀式は、悪魔払いと豊作祈願を兼ねたものだ。

 歴史家のグエン・バン・フイ(Nguyen Van Huy)氏によると、この儀式は1960年代から1970年代にかけて、共産党当局に迷信的として弾圧され、地下に追いやられていた。しかし1980年代後半に同国の開放が進むと、宗教に対する規制も徐々に緩和され、この儀式も日常の中に戻った。

 ファイアダンスの儀式は現在、政府により無形文化財に指定され、博物館や少数民族の祭りなどで行われている。
【翻訳編集】AFPBB News