首の骨折からまさかのカムバック! スコセッシが紡ぐ新たなボクサー感動秘話!
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 首を骨折する重傷から復活した伝説のボクサーの実話を映画化した『ビニー/信じる男』から、観ているだけで苦しくなるような、主人公の壮絶なリハビリとトレーニングを映し出した予告編が公開された。

 本作のモデルになったのは、ボクシング元世界チャンピオンのビニー・パジェンサ。スポーツ史上類をみない超人的なカムバックを目指した彼の奇跡を、やはり実在のボクサーの栄光と挫折を描いた伝説のボクシング映画『レイジング・ブル』(1980)を手掛けた巨匠マーティン・スコセッシ製作総指揮で映画化。オスカー監督デイミアン・チャゼルが手掛けた映画『セッション』のマイルズ・テラーが、徹底した肉体改造でビニーを演じた。

 交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負った世界ジュニアミドル級のチャンピオンのビニー。自惚れ屋であった彼の痛々しい姿に誰もが選手生命は絶たれたと思い、離れていく。どん底まで落ちたビニーはしかし、命と尊厳を懸けて、トレーナーのケビンと共に王座奪還を目指す。

 予告編が映し出すのは、事故のため、チャンピオンとして昇りつめた頂点から一気に転落したビニーの姿。「みんなが俺を死んだように言う」とつぶやくビニーは、それでもあきらめることなく、ハローブレース(頚椎骨折、脊椎損傷など重度の患者向けの装具)を装着したままでトレーニングを敢行。あまりの痛々しさにケビンや家族も必死に止めるが、次第にその情熱に突き動かされていく……。

 ビニーの絶頂期と事故後を演じ分けるため、体脂肪が6%になるまで体をしぼった後に、22キロもの増量に挑んだというマイルズの、ロバート・デ・ニーロなみのアプロ-チにも注目。ビニーのトレーナー、ケビンを演じたアーロン・エッカートとのタッグも見どころになりそうだ。スコセッシのサポートを受け、『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガーがメガホンを取った、新たなボクシング物語に期待が高まる。(編集部・入倉功一)