あのメンバーが帰ってきた! 吹き替え声優を務める大塚明夫、田中敦子、山寺宏一
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 士郎正宗のSFコミック「攻殻機動隊」をスカーレット・ヨハンソン主演で実写化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』の日本語吹き替えを、アニメーションシリーズで声優を務める田中敦子、大塚明夫、山寺宏一が担当することが明らかになり、各キャストが「攻殻機動隊」への思いを語った。

 押井守監督が1995年に発表した『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』や、神山健治監督のテレビアニメシリーズ(2002〜)を通じて、「攻殻」声優としてすっかりおなじみの3人。ハリウッド版でもそれぞれ、草薙素子(ハリウッド版では“少佐”)を田中が、バトーを大塚が、トグサを山寺が演じる。

 アニメ『攻殻機動隊ARISE』(2013〜)シリーズでは声優陣が一新されたため、本格的に「攻殻」キャラを演じる田中たちの声を聞けるのは、『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』(2011)以来、実に6年ぶり。アニメで声優を務めたキャストをハリウッド実写版で同じ役に抜擢するという画期的な取り組みが実現した。

 懐かしのメンバーの集結に田中は「目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした」と述懐。さらに、22年前を振り返りながら「あの時からずっと草薙素子が側にいてくれました。でも相棒と言うのはおこがましいし、彼女は一番近いようで遠い存在でもあります。公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています」と続ける。

 また大塚は「久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました。アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、制作の方々の、原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、嬉しかったです」としみじみ語り、「愛してやまない作品、宝物ですね」とシリーズ愛を告白。山寺も「他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました。世界的に評価の高い作品に参加できる事をすごく誇りに思いますし、世界に自慢したい作品です。今回、そのことを改めて強く感じました」とコメントしている。

 アニメ版へのリスペクトを感じるキャスティングには押井監督も興味津々。「この役を演じるのは久しぶりだと思います。ぜひ自分の感じたままで演じて欲しいです。皆さんプロですから、不安はありませんし、楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です」と期待をかけている。(編集部・入倉功一)

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開