ドナルド・トゥスクEU大統領(右)とポーランドのベアタ・シドゥウォ首相(2017年3月8日作成)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)欧州連合(EU)は9日、ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)で首脳会議を開き、欧州理事会(European Council)のドナルド・トゥスク(Donald Tusk)常任議長(EU大統領)を再選した。同氏の出身国で、再任に強く反対していたポーランドはこれを受け、会議の閉幕時に出される共同宣言を阻止する意向を表明した。

 加盟27か国の首脳が投票した結果、反対票を投じたのはポーランドのみで、トゥスク氏の続投が決まった。新たな任期は2年半。

 ポーランドの右派政府はEU懐疑派で、かつて同国の首相を務めた中道派のトゥスク氏と長年対立してきており、EUがトゥスク氏再任に踏み切れば「首脳会議全体が危険にさらされる」とけん制していたが、結局投票は予定通り行われた。

 ポーランドのベアタ・シドゥウォ(Beata Szydlo)首相はその後、記者団に対し、「EU首脳会談の結論を受け入れない」と述べ、共同宣言を阻止する意向を示した。
【翻訳編集】AFPBB News