8日、韓国日報などによると、韓国・済州国際空港で、飛行機の出発時刻が迫りターミナルを走った69歳の女性が、搭乗直後に呼吸困難で倒れ意識を失うという騒動が起こった。写真は韓国・済州空港。

写真拡大

2017年3月8日、韓国日報などによると、韓国・済州(チェジュ)国際空港で、飛行機の出発時刻が迫りターミナルを走った69歳の女性が、搭乗直後に呼吸困難で倒れ意識を失うという騒動が起こった。女性の家族らは航空会社の対応に過失があったとして抗議している。

今月6日午後、済州発の国内線に搭乗した女性・チェさんが呼吸困難で意識を失った。空港に到着した時点でフライトが約15分後に迫っており、搭乗口までの200〜250メートルの距離を走って移動したことが原因とみられている。チェさんは普段からぜんそくを患っていたが、この時は飛行機に遅れまいと、先を走る娘や嫁を追い航空会社職員と共に全速力で走ったという。

事態を受け、チェさんの家族は「無線を持った職員がそれぞれに付いていたのだから、(チェさんに同行していた)職員が状況を知らせてくれればよかった」と主張、さらに航空会社側の応急処置の甘さも指摘した。一方、航空会社側は遺憾の意を示すも、出発時刻が迫っていたため「搭乗口まで急いで移動できるか」をチェさん側に直接確認しチケットを発券したと説明、また事後対応についても「ぜんそく患者に合った心肺蘇生をマニュアル通りに処置しており、問題はなかった」としている。

チェさんは意識不明から3日たっても意識が戻っておらず、家族は「航空会社が過失を認めなければ告発する」と明らかにしている。

これを受け、韓国のネットユーザーからたくさんのコメントが寄せられているが、「おいおい、他人のせいかよ」「『乗ります!』って騒いでおいて。空港の対応以前に、おばあさんを意識不明にしたのは自分たちの責任でしょ」「高速バスでさえ出発の20分前到着が常識なのに、ましてや飛行機。外国なら乗せてくれないだろう」とチェさん家族を非難するコメントが大多数を占めている。

また、「対応した職員がかわいそう」「この便は1日1便だから航空会社も対応してくれたんだろう。家族が航空会社の責任を主張してるとなると、事情をくんであげた職員だけが懲戒処分になりそう」と職員を心配するコメントも。

一方で、「きちんとマニュアルに従い、遅く来た人を乗せてなければこんなことにはならなかった」と航空会社の対応を非難するコメントや、「航空会社が乗せてあげなかったら、『乗せてくれなかった』って騒いだかもね」と予測するコメントもあった。(翻訳・編集/松村)