湖がピンク色になる怪奇現象…なぜ?

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オーストラリア・メルボルン市内にある湖が、今週、突然ピンク色になり、地元の人たちを驚かせている。

ブルーの湖が突然ピンクに

その湖は、メルボルン市内の公園「ウエストゲート・パーク」にある。いつもの色はブルーだが、公園管理者によれば、「今週のいつからか突然ピンク色に変わっていた」とのこと。

公園を管理する「Parks Victoria」がFacebookで公開した写真だ。

猛暑が引き起こした自然現象

湖の色が変わったのは自然現象が原因らしい。

この湖は塩湖で、湖水には塩が含まれている。そして、その塩を分解する藻類が生息している。オーストラリアは今、猛暑に見舞われており、「高温と雨不足で湖の塩分濃度が上がったのが原因だ」と公園管理者は言う。

「湖の底には塩が溜まっていて、そこに藻類が繁殖している。その藻類は光合成の過程で塩を分解し、赤い色素を持つベータカロチンを生成する。猛暑で湖の塩分が異常に濃くなったので、藻類が生成するベータカロチンも異常に増え、湖全体がピンクになったのだろう」

日の光でピンクの色合いが変わる

公園のFacebookに寄せられたコメントを見ると、多くの人がこの湖を見物しに訪れているようだ。ある人はスナップショット(下)をアップし、「日の光が変わるとピンクの微妙な色合いも変わる」とコメントしている。

公園管理者によれば、「冬に向かって気温が下がれば、色は自然にブルーに戻る」とのこと。