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●あなたのプレゼンが変わる
○「あなたのプレゼンが変わる」新カテゴリ製品

ロジクールは3月9日、ハイスペックプレゼンター「Spotlight」を発表、3月22日から販売を開始する。価格はオープンで、直販サイトの価格は12,800円(税別)。量販店ではゴールドとブラックの2色展開、そしてApple専売としてシルバーが用意されている。

Spotlightは、スクリーン上のプレゼンスライドを単に示すだけのプレゼンターツールではなく、プレゼン自体をコントロールできる様々な機能を持つ。プレゼンを実行するPCに専用ソフトをインストールしておくと、スライドの一部拡大、ハイライト化、リンクを開く、動画コントロールといった、ソフトウェア的な操作が可能となる。タイマー設定した時間が近づくと、手に持っている本体を振動させて通知する機能も便利だ。

PCとの接続は、Bluetoothまたは2.4GH帯の無線レシーバーで行う。レシーバーはSpotlight本体に収納可能だ。本体はアルミ仕上げで高級感を持たせている。内蔵のリチウムイオン電池は、最短1分の充電で3時間の利用が可能だ。フル充電からの電池寿命は約3カ月。

●ゲストは、孫正義氏のプレゼンを作成した前田鎌利氏
メディア向けの説明会では、ロジクールのAPAC担当・Matthias Tlib氏がスピーチ。人が恐れていることの一つに「人前で話す(プレゼンテーション)」があり、何を伝えたいのかジャッジされることに、恐れを持っているそうだ。

日本で独自に調査したところ、ビジネスパーソンの7割近くが月に一度以上のプレゼンをしているという結果が出た。「良いプレゼンは分かりやすくポイントが明確」と6割の人が認識しているものの、9割の人は「プレゼンに苦手なところがある」と考えている。

一方で、故スティーブ・ジョブスのような魅力的なプレゼンを見かける機会は増加。多くの人が、このようなプレゼンをしたい、このようなプレゼンを見たいと期待している。

そこに、画期的なプレゼン可能にするツールのビジネスチャンスがあると分析したそうだ。現状、プレゼンテーションソフトには大きな市場がある反面、プレゼンのためのリモートツールは使われていないし、売れてもいない。

○方法を問わず分かりやすく、疲れにくいプレゼンを実現

ロジクールも以前からプレゼンツールを販売しているが、基本的には、スライドを「進む」「戻る」「指し示す(レーザーポインター)」という機能に集約される(製品によってはタイマーを内蔵している)。

スクリーンでプレゼンする場合はレーザーポインターが見えるが、液晶ディスプレイやWeb会議だと、画面上でポインターが目立たない。また、ここが重要とポイントエリアをクルクル回したり、緊張してポイントがプルプル震えていると、見ている側も疲れてしまう。

話をSpotlightに戻すと、Spotlight本体には3つのボタンがある。もっとも使うであろう進むボタンが親指にかかり、その下に戻るボタン。進むボタンの上に配置したメディアボタンが特徴で、複数の機能を割り当てることが可能だ。

機能面では、任意のプレゼンエリアを懐中電灯で照らすように明るくして注目させる「ハイライト機能」、注目エリアを拡大する「拡大機能」、カーソルコントロール機能などがある。タイマー機能については、あらかじめ時間を設定しておき、プレゼン終了の5分前にSpotlightが振動して知らせるほか、スクリーンとは別のPC画面にタイマーを表示させられる。ちなみに、ポイント位置はジャイロと加速度センサーで判定するため、必ずしもスクリーンに向いてなくてもよい。

○ソフトバンク・孫正義氏のプレゼン資料を作成した前田鎌利氏

ゲストとして、Spotlightアンバサダーの前田氏も登壇。2013年にソフトバンクを退社するまで、孫正義氏のプレゼン資料作成などに関わっていた人物だ。プレゼン作成のポイントは、見せたいところをシンプルに表示させることと指南。

「SpotLightには拡大鏡機能があるので、拡大した資料を用意しなくても現場でスライドの一部を拡大できる。スライドの枚数も減り、現場にとって画期的な商品ではないか」と語っていた。また、充電式なので電池の予備が不要、電池を入れる場所の外れることもなく、「スタイリッシュなのでテンションが上がる(笑)」とした。

(小林哲雄)