Inc.:世の中の4人のうち3人が、人前で話すことを怖いと感じています。ありがたいことに、心理学者たちが、プレゼンを成功させる簡単なコツを教えてくれています。

1. 聴衆に注意を向ける
「聴衆に注意を向ければ向けるほど、自分が聴衆の目にどう映っているか、自分の声がどう聞こえているかが気にならなくなる」と、コーチで作家のeverly Flaxington氏は話しています。

2. ボディーランゲージに気をつける
簡単です。聴衆の前に立つ時には、背筋を伸ばし、顔を上げ、深く呼吸するようにしてください。このように、ボディーランゲージを少し変えるだけでも、あなたのリーダーシップと自信が伝わりやすくなります。

3. スライドは控えめに
2010年に行われたある研究で、聴衆が講演者の話を聴くとき、話し手の脳波と聞き手の脳波が同調し、それにより、情報伝達が促進されることがわかりました。あまりに多くのスライドを使うと、このプロセスが阻害されてしまいます。

4. 恐れと向き合う(書き出す)
そう聞くと怖気づいてしまうかもしれませんが、恐怖を克服する方法の1つは、恐怖としっかり向き合うことです。ステージに上がる前、恐怖と向き合うにはどうすれば? 想像しうる最悪の結果を書き出してみてください。それはそんなに悲惨なことですか?

5. 思い出す
聴衆があなたに頼んだのです。あなたは自分のエゴや慢心からステージに上がったのではありません。神経質になっている話し手はそのことを思い出すようにと、心理学者たちは訴えます。あなたが話しているのは、誰かから、あなたの意見や知識を聞かせて欲しいと頼まれたからです。呼ばれたからあなたはここにやって来たのです。そのことを思い出してください。

6. セフルトークに注意する
「お前はきっと失敗する」とか、「お前が緊張していることはバレバレだ」などとつぶやいている頭の中の声は、何の助けにもなりません。こうした、緊張を高める働きしかしないセフルトークに注意し、気がついたら即座に打ち消すようにしてください。

7. 成功をイメージする
「何を言ってはいけないかではなく、何を言いたいかを考えるようにする。こういうことを思い浮かべてはいけない、こういうことをしてはいけない、と思いつめるほど、その通りのことが起きてしまうものだ」と、心理学教授のSian Beilock氏はアドバイスしています。

8. ストレスを再定義する
「ストレスに対する考えを変えれば、ストレスに対する身体の反応が変わる」とスタンフォード大学の Kelly McGonigal氏は話しています。ストレスとは最高のパフォーマンスを発揮させてくれる適応反応である、とストレスを再定義してください。

9. 簡潔にする
研究により、人は、最高のプレゼンテーションであっても、10〜20分が経つと注意がそがれてしまうことがわかっています。ですので、伝える内容がたくさんあるときは、聴衆が注意力を保てるよう、適度に休憩を挟むようにします。

10. 自分のスタイルでやる
自分の本当の姿を見せてください。内向的な人が外向的なフリをすべきではありません。また、生真面目な人が無理にジョークを言う必要もありません。

11. "合図の言葉"を唱える
集中力が途切れてきたら、"合図の言葉"を唱えたり、目指しているものを思い出させてくれるイメージ、たとえば、あなたが尊敬しているスピーカーの輝く目、などを頭に思い描いてください。

12. 失敗はうまく流す
あなた自身が、小さなミスにおおげさな反応をしなければ、聴衆もたいした反応はしないものです。「ちょっとやり直しさせてください」とか、「今のはなかったことにしましょう」などとうまく流せば、自信があるように見えるし、聴衆を自分の味方にすることができます。


12 Easy Ways to Improve Your Public Speaking Skills, According to Psychologists|Inc.

Jessica Stillman(訳:伊藤貴之)
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