ネコと一緒にフォトセッション

写真拡大

 累計2000万ダウンロード突破の人気ゲームアプリ「ねこあつめ」を実写映画化した「ねこあつめの家」の完成披露試写会が3月9日、都内で行われ、主演の伊藤淳史をはじめ共演の忽那汐里、木村多江、メガホンをとった蔵方政俊監督が舞台挨拶に出席した。

 スランプに陥った小説家の勝(伊藤)が、1匹のネコとの出会いをきっかけに、田舎の古民家で“ねこあつめ”する姿を映し出す。同ゲームがまさかの映画化となったが、伊藤は「正直、どういう話になるのか全く想像つかなかったです(笑)」と明かし、それでも「人間らしさと気持ちよくネコの世界がミックスされています」とほほ笑んだ。

 撮影は2016年8月に行われており、伊藤は「一軒家を借り切っての撮影で、待ち時間にも近くにネコがいました」と振り返る。勝の担当編集者に扮した忽那も、「ネコを眺めながら伊藤さんと畳でゴロゴロしていました」と語ると、伊藤は「女優さんとゴロゴロした経験がないので、貴重な時間でした」と目尻を下げた。

 一方で、伊藤とはNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でも共演した木村は、「『とと姉ちゃん』では、伊藤くんは私の娘むこ役。それが終わってすぐの撮影で、今回は面白い役でした。ずっとふざけていましたね」としみじみ。共演シーンは本来は2日間だったが、撮影が順調に進んだため1日に短縮されたそうで、2人は「残念でしたねえ」と声を合わせていた。

 今作では、CMや映画で活躍する多数の“スターネコ”が出演。「動物と子どもの撮影は苦労する」と言われるが、伊藤は「出演してくださっているネコたちは本当に優秀で」と述懐する。続けて「赤ちゃんや子どものほうが全然大変ですよ。台本にはネコの細かい動きが書かれていて、『書くのは勝手だけど、やらせるのは大変だろう』と思っていました。でも、できちゃうんです。台本以上のことをしてくれた」と脱帽し、蔵方監督も「不思議でしたね。『こうなるといいな』と思うことが本当に実現しましたね」と称賛していた。

 壇上には出演したネコのシナモン、ドロップら9匹が登場。4人が抱えて写真撮影に臨むと、会場のあちこちからため息が漏れていた。「ねこあつめの家」は、4月8日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開される。