6日、米紙ボストン・グローブによると、米の考古学専門家は「中国では2500年以上前の青銅器時代、すでに男尊女卑社会が形成されていた」とする研究結果を発表した。

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2017年3月6日、米紙ボストン・グローブによると、米の考古学専門家は「中国では2500年以上前の青銅器時代、すでに男尊女卑社会が形成されていた」とする研究結果を発表した。参考消息網が伝えた。

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米ニューヨーク市立大が最近発表した研究結果によると、中国で性別による不平等の兆しが2500年以上前の青銅器時代にあったことが確認できた。また、中国中部平原にある約5000年前の新石器時代の墓、さらに新しい青銅器時代の墓で、男女の骨や副葬品を調べたところ、性別による食生活の違いが分かった。

新石器時代は男女で食べ物に違いは見られなかったが、青銅器時代には人類が新しい作物を栽培したり、家畜を飼う習慣が定着。男性はコメや肉類を食べる一方、女性の主食は小麦が中心で、貧血気味だったことが分かった。小麦は歴史的な文献で「貧乏人の食べ物」とされている。コメと栄養に差はあまりないが、男女による食生活の差が出てきたことを示している。

同大学の研究者は「新石器時代は女性が農業社会に大きな貢献をしていた。男性と女性は互いに頼っていた。そんな状況が崩れ、性別による不平等が始まったとみられる」と話す。青銅器時代の墓では、男性の副葬品は女性より多く、女性の骨は男性よりはるかに小さかった。女性の幼児期の栄養不足が原因とみられている。(翻訳・編集/大宮)