「わろてんか」のヒロインに
決まった葵わかな

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 女優の葵わかなが、NHKの平成29年度後期連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインに決まり3月9日、東京・渋谷区の同局で会見した。

 2378人が参加したオーディションで、現在放送中の「べっぴんさん」など3度目の挑戦で朝ドラのヒロインを射止めた葵。だが、“合格発表”は前日の8日に最終面接と聞かされて大阪放送局に出向き、Eテレのキャラクター・にゃんちゅうのモノマネを披露した直後だったたけに、「いけないことをしてしまったと思っていたら(周りが)ワーッてなったので、こっちもワーってなってしまった。大役なので自分の中で受け止めきれず、まだ夢のようです」とはにかんだ。

 ヒロインの藤岡てんは、吉本興業の創業者・吉本せいさんがモデルで、ドラマは京都の薬種問屋の長女として生まれ、後に夫婦で寄席経営を始め笑いをビジネスにした日本初の女性の半生を描く。葵は17歳から50歳前後までを演じる予定で、制作統括の後藤高久プロデューサーは「最後のカメラテストで、ちゃんと台本を読み込んで考え、違和感のない京都弁を表現する演技力がすごいと思った。だが、一番はのびしろの大きさが見えたような気がした、あいまいな自信です。あとはコケ方とツッコミを学んでもらい、コメディエンヌとしての才能をいかんなく発揮してほしい」と期待を寄せた。

 「まだまだ未熟なので、絶対に乗り切ってみせるとは言えない」と初々しさをのぞかせた葵。会見まではかん口令が敷かれていたため、直前に両親に吉報を伝えたそうで「とても喜んでくれました。至らないところもありますが、てんちゃんと一緒に成長していけるよう、見てくださる皆さんに笑顔を届けられるよう、精いっぱい努めていきたい」と意欲を語った。

 撮影は大阪、京都が中心のため、収録開始の5月中旬からは関西での暮らしが始まるが、「独り暮らしをしたいと思っていたので、こういう形でかなうとは」と笑顔。4月からは慶応大への進学が決まっているが、「まだ入学式にも出ていないので。行ってみてからかなあと思っています」と話していた。

 「わろてんか」は、10月2日に放送がスタートする。