このバイクが登場する映画を見てみたい……ような。

「MVアグスタ」といえば、知っているとバイク通を気取れるようなイタリアのバイクメーカー。庶民にはちょっと手が出ない価格ですが、高性能なバイクづくりで有名です。そんなMVアグスタの車両がカスタムビルダーの「Rough Crafts」と出会ったことで、思いもよらぬおどおどろしいカスタムバイク『Ballistic Trident』が誕生してしまったのです。

高性能ネイキッドバイクの『Brutale 800 RR』をベースに作成された今回のカスタムバイクは外観を大幅に変更され、前部に備え付けられたカウルはまるでエイリアンのヘッド部分のような迫力で周囲を威圧します。

完全に黒に染まったフォルム





日本では「走る宝石」などと称されることもあるMVアグスタを元にしながらも、『Ballistic Trident』では様子が一変。パーツのほとんどがブラックカラーに染められており、その雰囲気は悪者そのものです。カーボン製のフェアリングに施されたゴールドのペイントが、どこかアジアンな雰囲気を醸し出しているのは、台湾に拠点を置く「Rough Crafts」ならではといったところでしょうか。

MVアグスタの風格は健在







もともと走りの性能を重視するライダー層を狙った『Brutale 800 RR』がベースだけに、強烈なカウルさえ見なかったことにすれば、そのスリムなボディはなんだか乗りやすそうかも? このバイクで夜の街を、あるいはサーキットを走ったら……と、想像せずにはいられません。



日本のカスタムバイクイベント「Mooneyes Yokohama」にも招待されたという『Ballistic Trident』が手掛けた本作は、おしゃれなイタリアンバイクもカスタムによって正反対の方向にまで雰囲気が一変するというひとつの例なのでした。

文/塚本直樹

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Rough Crafts(公式フェイスブックページ)

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