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マクラーレン・オートモーティブはスイス・ジュネーブで開催された「第87回ジュネーブ国際モーターショー」にて、新しい「720S」が世界デビューを果たしたと発表した。同じスーパーシリーズの「650S」より軽量で速くなり、性能も大幅に向上している。

デザイン面での特色のひとつは、車体の横にあるラジエーター・インテークを省いたこと。ディヘドラル・ドアに装備された独自のエアロダイナミクス形状「ダブルスキン」がその代わりの役目を果たしており、これよってエアーがミッドシップ・マウントのエンジンを冷却する高温ラジエーターに送られるしくみとなった。

エンジンは高い評価を得ているマクラーレンのツインターボV8エンジン・シリーズの流れを組んだ新型M840Tエンジンを搭載。マクラーレン・スポーツシリーズに搭載される3.8リッター・エンジンと比べて41%の部品が取り替えられ、最高出力720PSと最大トルク770Nmを発揮する。停止状態から時速100kmまでの加速は3秒を切り、その後5秒で時速200kmまで加速、そのまま最高時速341kmに達することが可能だ。

ブレーキ性能は、時速200kmでの走行から停止状態に至るまで4.6秒、その間の走行距離は117m。スピードだけでなくエンジン効率も優れ、複合燃費は10.7リットル/km、新欧州ドライビングサイクル(NEDC)でのCO2排出量はわずか249g/kmとなった。ドライバー・インターフェースは、折りたたみ式のドライバー用ディスプレイとキャビン中央のインフォテイメント・スクリーンで構成されており、マクラーレンならではの手作りの贅沢さ、上質なレザーと機械加工されたアルミニウムの格調高さをアクセントとした。従来のスーパーカー・セグメントになかった見通しの良さ、広さ、快適さも組み合わされている。

「720S」はマクラーレン正規販売店で注文受付を行い、7月からデリバリーを開始する予定。「スタンダード」「パフォーマンス」「ラグジュアリー」の3スペックが用意され、日本での販売価格は3,338万3,000円(税込)からとなる。

(木下健児)