7日、中国海南省当局は、ベトナムなどとの間で領有権争いのある南シナ海の西沙(パラセル)諸島への航空路線の開通を計画している。計画が承認されれば、ベトナムの反発がさらに強まることも予想される。写真は永楽環礁。

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2017年3月7日、中国海南省当局は、ベトナムなどとの間で領有権争いのある南シナ海の西沙(パラセル)諸島への航空路線の開通を計画している。計画が承認されれば、ベトナムの反発がさらに強まることも予想される。米ボイス・オブ・アメリカの中国語ニュースサイトが伝えた。

海南省三沙市の肖傑(シャオ・ジエ)市長が7日、全人代海南団の開放日活動で明らかにした。

海南省は2013年から西沙諸島へのクルーズ船の観光ツアーを実施し、これまでに2万人以上が観光で訪れている。今月2日にはクルーズ船「長楽公主号」による新たなツアーが開始された。西沙諸島西南部の永楽環礁(クレスセント諸島)にある三つの島を訪れるという。

中国は南シナ海の90%に対する領有権を主張し、西沙諸島を実効支配している。中国が13年にクルーズ船の観光ツアーを開設した際には、ベトナム側の強い反発を招いている。(翻訳・編集/柳川)