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アジレント・テクノロジーは3月9日、ペプチド定量、食の安全、環境分析、臨床研究、法医学などのアプリケーション向けに、高感度と高精度を実現したトリプル四重極LC/MSシステム「Agilent 6495B」を発表した。

同製品は、前世代品「6495A」をベースに、マスレンジ(質量範囲)、スキャンスピード、極性切り替えを改善したほか、新たに装置の真空を破らずにキャピラリを迅速かつ簡単に取り外すことができるゲートバルブを搭載したことで、稼働時間および生産性の向上を図ることも可能となったとする。このゲートバルブは、数千回クラスの取り付け/取り外しが可能な耐久性を有しているほか、可動部分を減らしたことで、消耗や微粒子の発生を抑えることができるようになっているため、メンテナンス頻度を減らすことができると同社では説明する。

また、制御用ボードをRoHS規制準拠のものに一新したことでデータ取り込み速度も向上。取り込み時間やポジティブモード/ネガティブモードの切り替え時間が高速化されたことにより、従来以上にストレスのない作業が可能となったという。

さらに、より高い質量の分子を見たいというニーズに応えることを目的に従来機では測定可能分子量は最大2250Daであったものを同システムでは3000Daへと向上させることに成功したという。

なお、同システムは即日受注を開始。3月中の出荷を予定しているという。また、価格は6200万円(税別)程度から、としている。

(小林行雄)