彰化県、洋上風力発電を推進  産官学連携で/台湾

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(彰化 9日 中央社)彰化県政府は8日、洋上風力発電を推進しようと、企業2社と県内の大学1校の4者間で、グリーン電力発電設備の建設に向けた覚書を締結した。魏明谷県長は、今回の締結は同県にとって新たなマイルストーンになったと述べ、産官学連携で2025年の脱原発目標を達成していく考えを示した。

同県とともに覚書を締結したのは、洋上風力発電事業を手掛ける上緯新能源(台北市)、オーストラリアの投資銀行、マッコーリー・キャピタル傘下の麦格理一海洋風力発展(台北市)、大葉大(彰化県)。同県はこれまでにも国内外の複数の企業と洋上風力発電の推進に関する覚書などを結んでおり、投資額は計1兆台湾元(約3兆6900億円)以上に上っている。

魏県長によれば、県の沖合に風力発電設備を800〜1000基設置する計画。経済部エネルギー局の担当者は、彰化県沿岸は台湾全土で最も風力発電に適した場所だと説明。日照時間も十分であるため、風力発電だけでなく、太陽光発電の発展も期待できると展望を示した。

(呉哲豪/編集:名切千絵)