9日、台湾メディア・聯合報は、台湾初の慰安婦記念館が8日に正式オープンしたことを報じた。写真は館内の様子。

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2017年3月9日、台湾メディア・聯合報は、台湾初の慰安婦記念館が8日に正式オープンしたことを報じた。

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3カ月のプレオープン期間を経て、3月8日の国際婦人デーに正式オープンしたのは、台湾の人権団体「台北市婦女救援基金会」によって設立された慰安婦記念館「阿マ(おばあちゃん)の家 平和と女性人権館」。開館時間は午前10時から午後5時で月曜休館、入場料は任意の寄付制となっている。

同基金会の黄淑玲(ホアン・シュウリィン)董事長は「われわれは慰安婦の人権運動を、女性の人権追求にまで広げるべく、国際婦人デーを開館日に選んだ。3カ月のプレオープン期間の入場者は1万人を超え、その6割が若年層、2割が外国人だった。また、2月末までに18組の団体を受け入れたが、外国からの団体が65%を占め、中でも日本の団体が最も多かった」と語った。

黄氏によると、「多くの日本人があえて『阿マの家』を台湾観光のコースに入れ、日本で触れることが難しい歴史の真相を学びに来ている。教授が学生を引き連れて訪れることもある」という。

「阿マの家」では慰安婦の人権運動に関する資料の保存、展示を行うほか、女性に創業や就職の機会を提供する「AMA Cafe」を設け、現代における女性の自立に関するさまざまなイベントを開催するという。(翻訳・編集/川尻)