あなたはコーヒーや紅茶は好きですか?朝の日課にコーヒーを一杯、昼過ぎのティータイムに紅茶を一杯、といったように毎日コーヒーや紅茶を嗜む方もいることでしょう。コーヒーや紅茶を嗜む方は、もちろんコーヒーや紅茶にカフェインが含まれていることはご存知のことかと思います。

しかしこういったコーヒーや紅茶に含まれているカフェインにはさまざまなメリットが期待される一方で、脳神経を刺激し、イライラさせてしまう性質もあることを認識していない人が多いようです。職場や家庭、プライベートで身の回りに、いつもイライラしている人を見かけませんか?傍から見て非常に迷惑ですよね。

自分がそうならないためにも、カフェインには人をイライラさせる性質があることを認識し、それに備える気構えが必要になります。まず何故カフェインが人をイライラたらしめるのか、そしてイライラしないためにはどうすればいいのかについて紹介したいと思います。

カフェインの交感神経を活性化し、
副交感神経を抑制する性質

カフェインには脳神経に作用し、交感神経を活性化させ、副交感神経の働きを抑制する性質があります。交感神経は人が覚醒している時、集中している時、イライラや悲しみ等のストレス感情を感じているときに活性化されます。そして副交感神経は、人が休息している時、リラックスしている時、快感や喜びを感じているときに活性化されます。

もう気づいた方もいるかもしれませんが、交感神経の活性化はイライラが必然と発生しやすくなるのです。それに加え、唯一交感神経の働きを抑えコントロールしてくれる副交感神経の働きが抑えられることで、イライラが収まることなく、更に拍車がかかるというわけ。この現象はカフェインを摂取すればするほど顕著に現れてきます。

ノルアドレナリン過剰とセロトニン抑制

カフェインには神経伝達物質ノルアドレナリンを過剰に分泌させ、同じく神経伝達物質セロトニンの分泌を抑える働きがあります。このノルアドレナリンが多く分泌されると、大きな覚醒作用が生まれ、一時的に疲労感を軽減することもできます。しかしそれと同時にイライラも発生しやすくなります。

普段は、このノルアドレナリンが過剰に分泌されないよう、セロトニンがコントロールしてくれています。しかしカフェインの摂取により、セロトニンの分泌が抑制され、ノルアドレナリンの覚醒作用に拍車がかかってしまいます。カフェインが脳の沈静能力を一時的に奪ってしまうわけですね。カフェインの摂取が不眠を招くのも同じ理由によるものです。

カフェインでイライラしないためには

カフェインでイライラしない簡単な方法はやはりカフェインレス生活です。今ではカフェインが身体に与える悪影響を考慮した、カフェインレスドリンクも販売されているのでおすすめです。とはいえ常日頃からカフェインを多く摂取している方が、急にカフェインを絶つと、離脱症状の頭痛等に悩まされるかもしれません。

なのでそういった方は、いつも3杯飲んでいるコーヒーを2杯に変えるだとか、よりカフェインの少ない飲み物に変えるといった工夫をしてあげる必要があります。仕事のここぞという時に、どうしてもカフェインが必要だという人も、カフェインを減らすことからまずはじめてみてはいかがでしょうか。


writer:サプリ編集部